- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県関市
- 広報紙名 : 広報せき(Seki Gocoro) 令和7年10月号
関市総合防災訓練の開始を合図するサイレン吹鳴をします。自主防災会や家庭で災害が起きたときの行動を確認し、自分や家族の身を守る“自助”、地域を守る“共助”について考えましょう。
日時:10月26日(日)午前8時30分(サイレン吹鳴)
この機会にシェイクアウト訓練(サイレンを合図に、低い姿勢をとる・頭を守るなど、瞬時に命を守る行動をとる)や家族防災会議(『関市防災ガイド』などを参考に、災害時の緊急連絡先や連絡の方法・避難先・避難のタイミングを家族で話し合う会議)を行い、いざというときに備えましょう。
■関市あんしんメールを登録しましょう
関市あんしんメールは、災害が発生するおそれがある場合などに、「(警戒レベル3)高齢者等避難」「(警戒レベル4)避難指示」などの避難情報や、開設している避難所などの情報を配信します。
右の二次元コードを読み取るか、『[email protected]』へ空メールを送信することで、受信の手続ができます。まだ登録していない人は、この機会に登録しましょう。
※二次元コードは本誌P.13をご覧ください。
■備蓄品を準備しましょう(最低3日分、推奨1週間分)
※その他、生理用品・粉ミルク・アレルギー対応非常食など家族に必要な物を考えて準備しましょう。
○数量の目安
※(例)4人家族の場合(推奨7日間分)
[食料]
1人分…3食/1日
3食×7日×4…84食
[水]
1人分…3L/1日(生活用水含む)
3L×7日×4…84L(※)
※500mlペットボトル168本相当、2Lペットボトル42本相当
[トイレ]
1人分…5回/1日(平均値)
5回×7日×4…140回分
◇トイレの対策
◎発災後9時間以内に78%の人がトイレに行きたくなる
「発災から何時間でトイレに行きたくなったのか」
出展:「東日本大震災3.11のトイレ現場の声から学ぶ」
特定非営利活動法人日本トイレ研究所
災害時は、排水管の破損や停電、断水などによりトイレが使えなくなることがあります。
簡易トイレや携帯トイレを備蓄しておきましょう。
1日のトイレ回数:1人あたり平均5回
上記を目安に備蓄しましょう
・便器が破損していない場合
携帯トイレを使う
・便器が破損している場合
簡易トイレを使う
↓
・使用済み便袋は密閉容器へ
■家具の配置・固定方法を見直しましょう
倒れた家具の下敷きになったり、出入口が塞がれて逃げられなくなったりしないよう、次のポイントに注意し、家具の配置や固定方法を見直しましょう。
・ドア付近に転倒しやすい家具や、動いてしまう家具(車輪付きのものなど)を配置していないか。
・重いものを高い位置に置いていないか。
・耐震ポールは壁に近い奥側に設置できているか。
・L字金具を釘が抜けてしまうような場所(石膏ボードなど)に打ち付けていないか。
・食器などが飛び出さないよう、棚の扉にロックがかけられているか。
・ガラスには、飛散防止フィルムを貼るなどの対策がとられているか。
■避難行動フロー
大きな地震が起きたときは、次のとおり避難行動をとりましょう。
[地震発生!]
揺れを感じたら…
・机の下に入る
・家具から離れる
1.大きな揺れ(本震)
・頭を守る
・揺れが収まるまで耐える
[1~2分]
2.揺れが収まったら
・家族の安全を確認
・火元確認
・靴を履いて逃げる準備
[3分]
3.情報の取得
・関市あんしんメール
・ラジオ・テレビ
・周囲の様子を確認
[5分]
4.安否確認と火災防止
・隣近所への声かけ
・消火器等で初期消火
[数時間~3日程度]
5.避難生活を開始
・壊れた家には入らない
・避難所では協力し合って生活する
■市が開設する避難所
災害が起きたとき、速やかに避難所に移動できるよう、あらかじめ確認しておきましょう。
★…大雨による災害の場合に優先的に開設する避難所
※…大雨による災害の場合に開設しない避難所
照会先:危機管理課
【電話】23-7048