- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県恵那市
- 広報紙名 : 広報えな 2025年9月号 No.398
■もしものときに備えてマイナ保険証を持ち歩きましょう
マイナ救急とは、救急隊がマイナ保険証(健康保険証の利用登録をしているマイナンバーカード)を使い医療情報を取得することで、より早く的確な救急活動を行う仕組みです。
搬送先の病院では、救急隊からの情報をもとに治療の事前準備ができ円滑に引き継ぎを行えます。
市内の全救急隊で10月1日(水)から実証事業を開始します。本格運用は、来年度を予定しています。
▽マイナ保険証を活用した救急搬送の流れ
(1)119番通報
指令員が状況などを聞き取ります。マイナ保険証の用意を依頼します。
※マイナ保険証を持っていなくても、救急活動に影響が生じたり、不利益な対応を受けたりすることはありません
(2)同意を得る
救急隊が情報を閲覧することについて本人から同意を得て、マイナ保険証を受け取ります。
(3)情報の閲覧
救急隊がマイナ保険証を端末で読み取り、専用のシステムから本人の医療情報を閲覧します。
・氏名、生年月日
・これまでの病歴
・病院の受診歴
・薬の処方歴 など
※救急隊は、救急活動に関係する情報しか閲覧できません。閲覧した情報を保存することもできません
(4)病院へ搬送
閲覧した情報を参考に必要な応急処置を行い、搬送先の病院を選ぶことができます。
マイナ保険証を持ち歩いていれば、もしものとき、苦しんでいたり慌てたりしてうまく話せなくても、正確な情報が伝わります。
問合せ:消防課
【電話】26-0297