健康 [Health]「健康のまち」から

■「食育」のススメ
毎年6月は「食育月間」、毎月19日は「食育の日」です。「食育」とは、生きる上での基本であり、知育、徳育、体育の基礎となるべきものに位置付けられるとともに、食に関する知識と食を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる人間を育てるものです。食べることは生きることであり、健康な体と心を育むことにつながります。「食育」は生涯続く基本的な営みなので、大人になってからも大切です。
市では、令和6年3月に健康づくり・食育の方向性を定めた「第4期美濃加茂市健康増進計画」を策定しました。前期と同様、本計画においても「食育推進計画」と一体的に計画づくりを行い、食と健康を通じた健康増進と豊かな人間性を育むことを定めています。令和5年に実施した市民アンケート調査の結果から、若い世代の栄養バランスの取れた食事の回数や1日に食べる望ましい野菜の量を知っている割合は改善しておらず、食生活に関する意識と行動の改善が必要ということがわかりました。また、食育の認知度があまり高くないため、伝統食の普及や子ども向けの食育教室など、食育の普及に関する取り組みを推進していく必要もあります。
こうした結果を受けて今回、市では食育についても考える親子料理教室「おいしいだしの取り方」を実施します。親子料理教室について詳しくは、本号15ページをご確認ください。
「食育月間」や「食育の日」をきっかけに、普段の食生活を見直し、できることから始めてみませんか。

●6月は食育月間
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問合せ:健康課成人保健係
【電話】66-1365