- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県美濃加茂市
- 広報紙名 : 広報minokamo 令和7年10月号
第二次世界大戦が終戦して、今年で80年を迎えました。
戦争を体験した世代の高齢化が進むにつれ、戦争の悲惨さを語り継いでいくことが年々難しくなってきているといわれています。
美濃加茂市では、平成元年に「美濃加茂市平和都市宣言」を掲げ、平和意識の啓発を目的として、平和事業に取り組んできました。
その一環として平成16年度から継続して長崎市で開催される「青少年ピースフォーラム」へ中学生を派遣しています。
今号では、派遣された中学生たちが、現地で今なお残る原爆の爪痕や被ばく者の方々の話を実際に見聞きし、感じたことを紹介します。
戦後80年という節目に改めて「平和」について自分たちができることや伝えていかなければならないことを考えていく機会となることを願っています。
■美濃加茂市平和都市宣言
私たちすべての市民は、全人類共通の願いである核兵器廃絶が一日も早く実現され、
戦争のない恒久平和が達成されることを心から希求する。
この願いを込めて、世界のすべての人々との交流をすすめ、
相互理解を深め、世界の平和を訴えるものである。
(平成元年3月25日制定)
■TOPICS 派遣の成果を市長・教育長に報告
8月20日(水)、派遣生8人が藤井浩人(ふじいひろと)市長と古川一男(ふるかわかずお)教育長へ派遣報告を行いました。報告会では、市長から派遣生へ修了証書の授与を行った後、派遣生たちがそれぞれの言葉で、感じたことやこれからやるべきことなどを話し、平和について一緒に考えました。
※詳細は本紙をご覧ください。
問合せ:ひとづくり課市民活躍推進係
【電話】内線360
