- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県各務原市
- 広報紙名 : 広報各務原 令和7年7月1日号
■第53回ぎふスポーツカーニバル 中学女子砲丸投げ 優勝
土山 絢加(つちやま あやか)さん
中央中学校に通う3年生。ピアノを弾くことが大好きで、初めて見る楽譜でも演奏することができます。
◇姉の存在が、自分を成長させてくれた
4月に開催された、第53回ぎふスポーツカーニバル。砲丸投げの種目で、土山絢加さんが優勝し、大会の最優秀選手に選ばれました。
小学2年生で陸上競技を始めた土山さんは、小学5年生のときに、父と砲丸投げ選手の姉の勧めもあり、投てき種目を本格的に始めました。
2歳上の姉とは非常に仲良しで、中学1年生のときに、姉妹で東海大会に出場するという目標を掲げました。
この目標を達成するためには、「県大会で6位入賞」という高い壁がありましたが、姉妹そろって見事入賞。東海大会への切符を手にしました。
その後、ジュニアオリンピックの県予選会では、姉とは異なる種目で優勝し、姉妹で全国大会に出場しました。「切磋琢磨できる姉の存在が大きい」と土山さんは語ります。
中学2年生になり、さらに経験を重ね、多くの大会で好成績を納めました。
そして、最終学年となって迎えた今大会。「1投目がファールとなり、焦りを感じたが、自信があった」と土山さんは振り返ります。
コーチのアドバイスを受け、投てきリズムを修正し、5投目で自己ベストとなる13m44cmを記録。大会2連覇を達成しました。
現在は、オリンピック選手として活躍する夢に向かい、休日にもトレーニングに励んでいます。大きな夢を叶えるため、土山さんは努力を重ねていきます。