くらし 「住みごこち一番・可児」を目指す 令和7年度の予算

■一般会計 385億3,000万円(カッコ内は前年度比)

■特別会計

■企業会計

令和6年度から始まった市政経営計画では、「住みごこち一番・可児」を目指し、「高齢者の安気づくり」「子どもの笑顔と子育て世代の安心づくり」「地域・経済の元気づくり」「まちの安全づくり」の4つが柱です。その中でも特に「子どもの笑顔と子育て世代の安心づくり」を重視し、学びや遊びの場の環境を整えるなど、子どもたちの笑顔につながる取り組みを進めます。また、市民の皆さんが安心して暮らせるよう、高齢者の移動支援やインフラ整備にも力を入れ、暮らしやすい魅力あるまちづくりを目指します。

■今年度の主な事業

▼高齢者の安気づくり
○高齢者の移動を支援
高齢者の移動を支援する団体に、車を無償で貸し出し、移動手段の確保をサポートします。新たに1台を帷子地区の団体に貸し出します。

○健(検)診費用の助成
病気の早期発見・治療のため、一部の健(検)診の費用負担を軽減します。65歳以上の人の肺がん検診を無料にし、国民健康保険に加入している人の、特定健診の自己負担額を500円に下げます。また、新たに一部の年齢の人を対象に脳ドックの受診費用に対して、1万円を助成します。

▼子どもの笑顔と子育て世代の安心づくり
○親子の関係づくりをサポート 新規
子どもとの関わり方や子育てに悩んでいる保護者のために、講義やグループワークなどを行います。同じ悩みや不安を抱える保護者同士が、相談や情報交換することにより、子どもとの関わり方についての知識や方法を身に付けることができます。

○タブレットの更新と通信環境の整備
児童・生徒が学習に使用しているタブレットを更新し、豊富な教材を活用できる環境を整えます。また、校外でもインターネットが使えるよう、通信環境を整備し、学習の幅をさらに広げます。

○給食費の保護者負担を軽減
子どもたちに安全でおいしい学校給食を提供し続けるために、給食費の値上げを行わず、食材費の高騰分を市が負担します。

○子ども医療費の無償化の対象を拡大
子ども医療費の助成の対象を広げ、高校生世代まで無償にします。

○児童手当の支給対象の拡大
令和6年10月から、支給対象が高校生世代まで広がり、第3子以降の手当額も増えました。

▼地域・経済の元気づくり
○かにっこlaboバスツアー
小中学生を対象に、職場見学やワークショップを開催し、親子で楽しみながら市内企業を知る機会を提供します。

○可児の企業魅力発見フェア
地元の高校生などを対象に、可児市で活躍する企業の魅力を知ってもらうため、市内事業者による合同企業説明会を開催します。
この取り組みを通じて、若い世代の市内企業への就職を促進します。

▼まちの安全づくり
○市内の道路を安全・快適に
傷んだ道路の舗装改良を進め、歩行者や車が安全に通行できる環境を整えます。昨年度よりも大幅に予算を増やし、より多くの道路を整備します。

○安定して水道水が供給できるように
災害時でも安定して水を供給できるよう、送水管などの耐震化を進めます。また、配水施設の集約を行い、より効率的な配水体制を整えます。

▼DX(デジタル技術の活用)
○市からのお知らせをデジタル化 新規
郵送でお知らせしていた通知をデジタル化し、スマートフォンで受け取れるようにします。

▼GX(環境にやさしいまちづくり)
○公共施設の照明のLED化
省エネ化を図るため、公共施設の照明を積極的にLEDに切り替えます。

○太陽光発電設備の設置 新規
庁舎と総合会館の駐車場に、ソーラーパネル一体型のカーポートを設置し、二酸化炭素の排出量と電気代を削減します。

※予算の内容を一冊にまとめました(二次元コードは本紙掲載)

問合せ:財政課
【電話】内2352