子育て ぎなんの子

◆互いを思いやり、楽しい学校生活に
岐南町立東小学校 教諭 後藤舞香
岐南東小学校では、児童一人一人が人権を大切にし、周りの人や自分を尊重して生活できるよう、人権教育に取り組んでいます。いじめやSNSでの誹謗中傷など、人権に関わる課題が多様化する中、日々の学校生活の中で人権意識を育むことがますます重要になっています。そうした取り組みの一環として、本校では5月20日に全校児童参加の「きずな集会」を開催しました。この集会の目的は、周囲の人や自分自身を大切にして生活するために自分ができることを考え、人権を意識して行動しようとする気持ちを育てることです。
当日は、計画委員会の児童が中心となって進行を務め、学校全体で掲げる「東小きずな宣言」や、それに基づいて各学級が考えた目標とその実現に向けた取り組みについて発表しました。「東小きずな宣言」は、本校の「ひ・が・し」にちなんで、「ひとりぼっちになるいじめはしません。させません。」「がんばる仲間と自分を大切にします。」「しあわせにするあたたか言葉をつかいます。」を合言葉としています。今年度も岐南町の人権擁護委員の方々に参観していただき、全校に励ましの言葉をいただきました。
この集会を通して児童は、相手を思いやることの大切さに改めて気づき、学校全体で人権を大切にする意識を高めることができました。今後も、学校全体で人権を意識し、誰もが安心して過ごせる学校づくりを目指して取り組んでいきます。