健康 熱中症に注意しよう!7月は『熱中症予防強化月間』です

気温が25℃を超える夏日や、28℃を超えて高温になる日が多い夏場は、熱中症の症状を訴える人が増え、熱中症が多く発生します。
特に、梅雨が明け蒸し暑い日が続く7月は、身体が暑さに慣れておらず、熱中症が増加しやすくなります。昨年7月の熱中症による全国の救急搬送人数は、4万人を超え、統計開始以来7月として2番目の多さとなりました。熱中症にならないための適切な行動を心がけ、熱中症を予防しましょう。

■熱中症リスクの高い環境
・薄曇りでも28℃以上ある時
・気温が上がらなくても雨などで多湿な時
・風がなくむっとこもった状態の時
・日差しが強い又は照り返しがある環境

■熱中症リスクの高い人
・瘦せている人や肥満気味の人
・食が細い、偏っている
・睡眠不足、不規則な生活
・筋肉が少ない
・子どもや高齢者
・日頃運動をしていない
・暑さに慣れていない
・飲酒した又は二日酔いの人

■今日から予防生活を習慣化!
▽冷房を使って適切な室温に
・エアコンを適切に使用しましょう。
・扇風機を活用して空気を循環させたり、カーテンやすだれで直射日光を遮ったりすることでより涼しく過ごせます。
▽暑さを避ける
・外出時は帽子や日傘、日陰を利用し直射日光を避けましょう。吸湿性・速乾性のある通気性の良い服装も効果的です。
▽こまめな水分・適度な塩分補給
・1日にコップ6~8杯を目安に、水分補給しましょう。
・きちんと食事をして塩分を取っている場合は、激しい運動や労働をしない限り、追加の塩分補給は不要です。
▽充分な食事と睡眠
・バランスの良い食事で丈夫な体を作りましょう。
・エアコンや扇風機、通気性の良い寝具を使用するなど睡眠環境を整えてぐっすり眠りましょう。

■こんな時は医療機関へ
・頭痛・気分が悪い
・吐き気や嘔吐がある
・力が入らない
・ぐったりしている(熱疲労)

■こんな時は119番
・歩けない
・自力で水が飲めない
・高体温(熱射病)
・呼びかけへの反応がおかしい、意識がない
・ひきつけ(全身のけいれん)を起こしている

意識があった人も急に悪化して重症化することもあるため、しばらくは様子を見守りましょう。

問合せ:福祉保健課保健係
【電話】0574-54-2117