健康 乳がんについて知りましょう 10月はピンクリボン月間です

乳がんは、日本における女性のがん罹患(りかん)率の第1位で、かかる人も年々増加傾向にあります。乳がんはどの年代でもかかる可能性がありますが、30歳代から増え始め、特に40歳以上の年代で多く発症し、40歳から50歳代の女性のがんの死亡原因のトップです。乳がんは発症しても早期に発見して治療すれば生存率は90%以上といわれていますが、日本での乳がん検診の受診率は高くありません。乳がんについて理解を深め、早期発見・早期治療に努めましょう。

■乳がんってどんな病気?
乳がんは乳腺という組織にできるがんです。発症の原因は明らかになっていませんが、女性ホルモンの分泌が大きく影響すると考えられており、女性特有のがんと言われています。主な症状として、乳房のしこり、皮膚のひきつれやただれ、乳頭からの分泌物などがあります。

■早期発見・早期治療のために
早期発見のため、40歳を過ぎたら2年に1回は乳がん検診を受診しましょう。また、乳房の異変に早く気づくためには、日頃から乳房の状態を確認することが大切です。月に1回程度、入浴や着替えのときに自分の乳房を見たり触ったりして、いつもと違うところがないかチェックしましょう。

■チェックポイント
・乳房に左右差がないか
・乳房や腋下にしこりがないか
・乳房にひきつれ、ただれなど皮膚の異常がないか
・乳頭を軽くつまんで、血液や分泌液が出ていないか

問合せ:福祉保健課 保健係
【電話】0574-54-2117