- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県白川町
- 広報紙名 : 広報しらかわ 2025年10月号
令和5年度に引き続き、新庁舎建設や物価高騰対策の支援事業を実施しました。加えて、地域の基幹産業である農業を支えるため、農業関連施設の整備支援などにも力を入れています。
ここでは、令和6年度に行った主な事業の一部をご紹介します。
■庁舎建設事業
工事が本格化し、外観が姿を現す
令和3年度から本格的に始動した新庁舎建設事業。令和5年度末には工事契約を締結し、令和6年度にはいよいよ本体工事に着手しました。基礎から躯体、木構造の建て方が進み、庁舎の外観がほぼ完成しました。
また、新庁舎の上棟式と現場見学会には、約150人もの住民が参加し、大いに盛り上がりました。完成を心待ちにする多くの声が寄せられ、令和8年1月の開庁に向けて、安全に工事が進められています。
■地域農業を支える施設整備支援
夏秋トマト選果場やライスセンター設備の改修を後押し
地域の農業を支えるため、農業関連施設の整備支援を実施しました。特に、盛んな夏秋トマトの選果場改修を支援し、作業の効率化と生産性向上を図りました。
また、蘇原ライスセンターの色彩選別機更新や、集団営農で使われる農業機械等の更新も支援。これらの取り組みにより、地域の農業生産体制が強化され、持続的な発展が期待されます。
■燃料価格高騰・物価高騰の対策事業
給付金や振興券、給食費無償化などで支援
社会経済情勢の変動に伴う燃料価格や食料品などの物価高騰に対応し、住民の暮らしを支援するとともに地域経済の活性化を図ることを目的として、国の交付金を活用した事業を実施しました。具体的には、地域振興券や「しらかShiRaCaポイント」の交付、小中学生の給食費を3カ月間無償化する施策を展開しました。
■小・中学校一貫教育推進事業
待望の新校舎の設計が完了新しい時代の学校づくりが本格始動へ
数年前から計画を進めてきた「施設一体型小中学校」の設計業務が令和6年度で完了。いよいよこの秋から、待ちに待った新校舎の建設が始まります。
小学校と中学校が一体となったこの校舎は、現白川中学校の敷地に建設され、令和10年2月末までに全施設が完成する予定。1期工事が完了する予定の令和9年1月に白川中学校が新校舎に移り、同年4月に白川小学校と蘇原小学校が統合し新校舎での生活を始める予定です。また、令和11年4月には、黒川中学校が白川中学校と統合し、新校舎に移る予定です。
なお、黒川小学校と佐見小学校は存続します。