くらし 町立図書館 楽集館だより

下記の予定等は、状況により変更することがあります。すぐメール・ホームページなどでご確認下さい。

■10月のカレンダー

■新着本紹介
▼バンクハザードにようこそ
著者/中山 七里 発行/KADOKAWA
司法書士・東雲の友人が、銀行の粉飾決算の罪をなすりつけられて自殺した。天才詐欺師の顔を持つ東雲は復讐を決意する。

▼防災リュックはじめてBOOK
著者/高荷 智也 発行/徳間書店
自分だけの防災リュックを作るための指南書。本当に災害に役立つ防災グッズをジャンル別に写真とともに紹介する。

▼おうちでできる! kajiiのふしぎな手づくり楽器
著者/kajii 発行/ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス
創作楽器を使って活動をするユニット・kajiiが、身近にある材料を使ってできる19の楽器と、音を楽しむアイディアを紹介。

▼どっちがどっち?
著者/福岡 伸一 発行/光村教育図書
ハチとアブって、どこが違う?アライグマとタヌキ、見分けられる?似ているところを探そう。科学する心を育む写真絵本。

■今月のMINI GALLERY and THEME BOOK
▼ミニギャラリー
「ランプシェード展」鈴村幸男さん
▼テーマブック
「目の本」

■館長だより
▼虫のはなし
すだく虫の音色に秋を感じる季節になりました。清少納言が『枕草子』に、虫のなく声は趣(おもむき)があって素敵だと書いています。コオロギ、鈴虫、マツムシの音色は心地よく、人を和ませる力があると思います。しかし同じ虫でもゴキブリ、ハエ、クモ、毛虫などに嫌悪感を持つのはなぜでしょうか。見た目が気持ち悪いこともあるでしょうし、過去に嫌な思いをしたなど、心理的な要因もあると考えられます。でも、これらの虫がいなければ、この世界は動植物の糞(ふん)だらけ、ゴミだらけになるそうです。言わば地球の「掃除屋さん」なのです。このようなことを『昆虫はすごい』(光文社新書)の著者、丸山宗介氏がテレビ番組で話をしていました。虫は落ち葉や死骸を食べることによって分解(掃除)し、豊かな土壌作りに貢献しているわけです。また虫は死んだら微生物のエサにになって、地球生態系のバランスを保つ役割を担っています。たかが虫と、あなどるなかれ。虫がいなければこれらの生態系がくずれ、人間は生存すら危うくなってしまうそうです。地球上の生きとし生けるもの、互いに共生しあって生きていると知りました。

開館時間:
平日 午前9時~午後7時
土・日・祝日 午前9時~午後5時

本の除菌機をご利用ください。

問合せ:美濃白川楽集館
【電話】74-1022