健康 健康情報 毎年3月は「心を大切にする月間」です。

国は自殺対策基本法に基づき、国、県、市町村、関係団体等が連携して、いのちを支える自殺対策という理念のもと、相談先の周知を行っています。特に例年3月は各月の中でも最も自殺者が多い傾向にあることを踏まえて、自殺対策強化月間として集中的な啓発活動を推進しています。

◆自殺の背景
精神保健上の問題だけでなく、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様々な社会的要因
自殺に至る心理としては、様々な悩みが原因で追い詰められて自殺以外の選択肢が考えられない状態に陥ったり、社会とのつながりの減少や生きていても役に立たないという役割喪失感から、また、与えられた役割の大きさに対する過剰な負担感から、危機的な状態にまで追い込まれてしまう過程と見ることができます。これは「誰にでも起こり得る危機」です。

令和5年の自殺者数は21,818人と、ピークであった3万人台から減少しています。しかし、小中高生の自殺者数は513人であり、過去最多であった令和4年と同水準になっています。こどもの自殺対策も重要視されています。村では令和元年~5年で5人の方が自死されています。中でも65歳以上の方の割合が高くなっていました。

◆ゲートキーパー
あなたのまわりに「いつもと違って元気がない」「何か悩んでいる」などと気になる人はいませんか?ゲートキーパーとは大切な人、身近な人の悩みに気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。優しく声をかけることから始めませんか?

◆村内で専門家による心の相談会を開催します。心の内を話してみませんか?お気軽にご予約ください。
開催日程:

受付時間:午前9時30分~11時
会場:東白川村保健福祉センター内
予約:前日までにお電話【電話】0574-78-2100※でご連絡ください。(時間予約制)
※4月以降、【電話】0574-78-3111へご連絡ください。
担当:精神保健福祉士
※6月と2月は精神科医師が担当。時間は午後1時30分~3時30分。

問合せ:保健福祉課
【電話】78-2100