- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県東白川村
- 広報紙名 : 広報ひがししらかわ 2025年(令和7年)3月号 No.168
◆「相手意識」を持った発表 1月31日(金)
中学校のふるさと学習発表会が校内各所で行われました。多様性や自主性を生かすことを目的に、発表内容や方法は生徒が考えています。1年生は林業、2年生は職場体験、3年生はSDGsについて約10分の発表を行いました。生徒は1~6人のグループに分かれ、クイズや劇・自ら手掛けた映像など、発表会のテーマである「相手に伝わるような発表」を意識し、工夫を凝らしました。
◆鬼を倒して(払って)、良い福を 2月3日(月)
保育園で豆まきが行われました。園児は牛乳パックや紙コップで作った手作りのお面と豆の手提げかごを身に着けて遊戯室に集まりました。2体の鬼が現れると、果敢に豆をぶつける子や泣いて動けなくなる子、悲鳴や泣き声が飛び交いましたが全園児が勇敢に挑み、鬼を降参させました。「鬼を倒せた」と喜ぶ園児は、その後園庭に移動して「鬼は外」と豆まきをし鬼を払って福を呼び込みました。
◆地元消防団に求められること 2月9日(日)
東白川村消防団は活動方針の見直しに伴い、今年度から新たに冬季訓練を実施しました。能登半島地震で緊急消防援助隊として活動を行った可茂消防事務組合東消防署の伊佐治淳署長補佐を講師に迎え、発災から10日間の活動について村消防団53名に講義を行いました。伊佐治署長補佐は「災害発生時は地元住民と顔が見える関係にある消防団の助言が大切な方の生存につながる」と伝えました。
◆学級の成長と自身の成長を発表 2月14日(金)
小学校で1年の学習成果を発表する、かがやき発表会が行われました。「せいいっぱい」と学級目標を掲げた4年生は、学習や新たに始まった委員会や運動会の係活動の取り組みを発表しました。4年生になり、全校や大勢の前で話す機会が増えたことを振り返り、人前で話すことへの挑戦やたくさん練習した経験を大きな声で堂々と発表しました。1年の成果と共に、発表する姿で成長を示しました。
◆里山の再生を目指した地域資源の活用法 2月17日(月)
第94回美しい村づくり委員会で和ごころ農園(白川町黒川)の伊藤和徳さんを迎え、学び合いの会が行われました。伊藤さんは16年前に移住し、無肥料自然栽培による約50品目の野菜の栽培や、間伐材を利用したバレルサウナ、薪で焙煎する三年番茶の製造などを行っています。農業に携わる9名が参加し、三年番茶の定義や歴史についての質疑、現状の課題などの意見交換が行われました。
◆ひよこくらぶの閉級式 2月21日(金)
就園前の親子が対象の、ひよこくらぶ閉級式がはなのき別館で行われ13組の親子が参加しました。4月から保育園へ入園する子のお別れ会が催され、保育園でも使えるものを贈りたいという役員の思いから、タオルと手作りの小物入れが贈られました。この日参加した3名の入園予定児は「ありがとう」と嬉しそうに受け取りました。その他、うたあそびサークル「ミッキー」の人形劇で楽しみました。
◆名古屋学芸大学でお茶のワークショップ 2月28日(金)
村と名古屋学芸大学(日進市)の共催で、お茶のワークショップを同大学で開催しました。茶師の田口雅士さん(神付)を講師として、学生と教員24名が参加しました。田口さんは「お茶はコミュニケーションツール。会話を通して相手を察したり、様子を探っておいしいお茶を淹れる」と伝えました。参加者は、2人1組で使い馴れない急須などの道具を使い、お互いにおいしいお茶を淹れ合いました。