- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県
- 広報紙名 : しずおか県民だより 2025年6月号
■県民の皆さまからの質問にお答えします
○山梨県内で掘削が進む先進坑が静岡県境に近づいています。静岡県内の水資源への影響はありますか。
山梨県内から静岡県境に向けた先進坑(※)は、5月16日現在、県境から350mの地点まで掘削が進んでいます。
JR東海は、先進坑の掘削に先立ち、工事区間の地質や湧水の状況を把握するため、高速長尺先進ボーリングを実施し、湧水量は、リスク要因となる湧水量として定めた管理値よりも非常に少ない状況であることを確認しています。
しかし、ボーリング調査時の傾向を超える湧水が発生する場合などを想定し、県境に近い区間では、湧水量や水質変動の傾向を確認しながら慎重に掘削を進めると説明しています。
※先進坑:リニア中央新幹線が通行する本坑に先立ち、地質や湧水の状況の把握などを行うために掘削される小規模なトンネルのこと。
■山梨県内の先進坑掘削の状況
○先進坑の進捗状況
○第19回地質構造・水資源部会専門部会での対話状況
・山梨県側からの掘削に伴うリスク管理
JR東海が、先進坑を県境手前まで進めた後に、先進坑の停止位置付近から県内に向けて高速長尺先進ボーリングを実施する計画について、令和6年12月に一旦終了した。高速長尺先進ボーリングの結果を踏まえて、県境から山梨県側に300m以内の区間における先進坑のリスク管理及び先進坑から県境を越えて削孔する高速長尺先進ボーリングのリスク管理について説明。
↓
県境から山梨県側300m以内の先進坑掘削、県境付近(山梨県側)からの高速長尺先進ボーリングについて、提示された湧水管理やモニタリングが確実に行われることで、一定のリスク管理がなされるものと技術的観点から確認
→対話完了
これまでの開催状況はこち
【URL】https://www.pref.shizuoka.jp/kurashikankyo/kankyo/1040554/1002001/1057230.html#group1
令和7年6月1日現在の情報です。
詳細は、「リニア中央新幹線整備工事に伴う環境への影響に関する対応」へ
→リニア中央新幹線整備工事に伴う環境への影響に関する対応
【URL】https://www.pref.shizuoka.jp/kurashikankyo/kankyo/1040554/1002001/index.html
WEB県民だよりでは、リニア中央新幹線整備に関する県の対応などを連載でお伝えします。
問い合わせ:県環境局
【電話】054-221-2421
【FAX】054-221-2940