- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県静岡市
- 広報紙名 : 広報しずおか『静岡気分』 令和7年11月号
■避難行動要支援者の皆さんへ「個別避難計画」を作成してみよう
▽避難行動要支援者とは
災害時に他者の手助けがなければ避難できない人のことをいいます。市では、下記に該当する人のうち、家族等による手助けを受けることができない在宅の人を対象としています。
・65歳以上の高齢者のみの世帯
・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳のいずれかの交付を受けている人
・特定疾患の医療費助成認定を受けている人
・乳幼児が3人以上いる世帯の世帯主など
▽避難支援者とは
要支援者に対して、安否確認・声かけ・避難時の手助けなどをする人です。地域の人たちと相談するなどして、自主防災組織、自治会、民生委員、近隣住民などの中から決めます。
災害時、頼りになるのは、地域の人々や隣近所をはじめとした住民の皆さんです。
「個別避難計画」は、“避難行動要支援者”が、より効果的な避難支援を受けるために、避難支援者・避難経路・避難方法・避難時に配慮が必要な事項等を、本人と地域の人が話しあって個別に作成し、市に提出していただくものです。計画は、市が“避難行動要支援者”の名簿とともに、自主防災組織や民生委員に提供します。作成方法など詳しくは、お問い合わせください。
例えば…
私は一人暮らしだから車いすでの避難は大変個別避難計画を作っておこうかしら…
避難所まで、車いすを押して行ってもららえるかしら。お薬が入った袋も持っていきたくて…
→町内の人に相談し、一緒に作ることができました
(災害時)皆さんのおかげで、無事に避難ができましたありがとうございました
避難行動要支援者避難支援制度は、災害時の支援を保証するものではありません。詳しくは、市HPをご覧ください。
日頃からご近所との関わり合いを大切にし、顔の見える関係づくりに心がけましょう。
共助の精神で、地域の要支援者にみんなで手を差し伸べることが、1人でも多くの命を救うことにつながります
問合せ:福祉総務課
【電話】221-1366
■ペットも家族 日頃から準備しよう!備えよう!ペットの災害対策
避難や避難生活はペットにとっても大きなストレスとなる場合があるので、十分な準備をすることが重要です。
▽平常時に行う事
(1)首輪・迷子札などの装着(犬は、鑑札・狂犬病予防注射済票も装着)
(2)静かに落ち着いていられるよう基本的なしつけをする
(3)ケージ、キャリーケースなどに慣らす
(4)狂犬病などの予防注射、ノミの駆除などで健康管理をする
(5)ペットを連れて、家族で避難訓練をする
▽備蓄品リスト
(1)最低1週間分のフードと水、薬、リードなど
(2)飼い主や動物の情報(飼い主とペットが一緒に写った写真、連絡先など)
(3)ペット用品(ペットシーツ、トイレ用品、ケージなど)
▽ペットと一緒に避難しましょう
飼い主はペットと同行避難し、避難所では、ペットの適切な飼育場所(ペットスペース)を確保しましょう。拠点の避難所の防災倉庫にペットスペースを設営するための「避難所ペットスペース設営ボックス」を配備しました。
問合せ:動物愛護センター
【電話】278-6409
