くらし [熱海市・三島市・裾野市・長泉町・函南町]ごみ処理の広域化について

01.現状と課題
3市2町の共通課題となっているのが、現在使用しているごみ処理施設の「老朽化」です。
ごみ焼却施設は、高温環境下にさらされることや、腐食性のガスが内部に発生することなどから劣化が著しく、徐々に処理効率も低下します。市のごみ処理施設であるエコ・プラント姫の沢は、平成27年度から平成30年度の4カ年をかけ、大規模な保全工事を行い施設の機能回復および延命化を行ってきましたが、令和7年4月で稼働から26年目となりました。各機器の定期的なメンテナンスや更新、清掃・点検に努め、安定したごみ処理機能の確保を図っているところですが、今後の維持管理コストを考えた場合、新たな施設整備が必要になることは避けられません。
このようなことから、「広域化」により課題の解決やさらなる効率化の実現が可能かどうかについて、話し合いを重ねています。

02.一般物廃棄処理施設広域化実現可能性調査の結果
3市2町のごみ処理や施設整備の状況、地理的な状況などを踏まえ、広域化による効果と課題を調査しました。
[広域化による効果]
・ごみ処理施設を共同で整備・運営した場合、費用分担により建設費や運営管理費の軽減が見込まれる
・ごみ処理施設の大規模化により、焼却などによる発電効率の向上や施設の省エネ化など、温室効果ガス排出量の削減が期待できる
[検討が必要な事項]
・ごみ分別の区分など、現状で市町ごとに異なるルールの整理や収集方法などの見直し
・広域で処理するごみの種類や整備施設の種類
・施設建設地が市外・町外になった場合、各市町の収集運搬や住民による直接搬入への影響

◆これまでの活動


03.建設候補地を想定したさらなる検討を進めます
[令和7年度以降の取り組み]
・3市2町全域を対象に一般廃棄物処理施設建設候補地を検討
・公有地などからの抽出または各市町の公募による方法で候補地を選出
・3市2町が共同で設置する学識経験者などによる選定委員会において評価・検討

◇建設候補地の評価結果を踏まえ…
令和8年度各市町が「広域化に参加するかどうか」を判断します!

▽市ホームページ
※広報紙掲載の二次元コードをご覧下さい。

問合せ:ごみ処理広域化推進室
【電話】0557-82-1153
ID:1016697