- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県富士市
- 広報紙名 : 広報ふじ 令和7年11月1日号
■豊かに暮らせるように、私たちもサポートしています
▽富士市(移住定住推進室)
「納得のいく移住先選びをサポートします」
市では、「ここに住んでよかった」と感じてもらえるよう、移住後の満足度を大切にしながら、移住・定住に向けた様々な取組を進めています。
移住検討者からの相談は、市役所窓口や電話、メール、オンラインと、希望に合わせて柔軟に対応しています。また、東京で開催される移住相談会に参加し、よい面だけでなく、市の課題となっている点も率直に伝えることで、納得のいく移住先選びができるようにサポートしています。
富士市での生活を具体的にイメージしてもらうため、イベントや体験ツアーを実施しています。まちの雰囲気や暮らしを実際に見て、感じることができる機会を提供することで、移住への不安の解消につなげています。
さらに、移住を後押しする支援として、多様なライフスタイルやニーズに寄り添う支援を充実させるため、補助金制度を整備しています。私たちは、一人一人に寄り添った「伴走型支援」を心がけ、安心して暮らしを始められるように、全力でサポートしています。
◇移住定住応援団
「市だけではサポートできない部分を担っています」
「移住定住応援団」は、市内の企業や店舗が協力し、移住検討者や移住者を応援する団体です。現在は、約65の事業者が登録しています。移住に役立つ情報や、富士市ならではのライフスタイルの提供、移住に関する困り事のサポート・サービスを通じて、移住前後の不安を解消し、富士市での新しい生活を後押ししています。
移住検討者は、家探しや仕事探し、子どもの教育環境、自動車購入など、移住の前後で様々な心配ごとを抱えています。応援団には、幅広い分野の事業者が参加していて、市だけではサポートしきれない部分を担っています。
また、富士市に移住して来た人が事業を立ち上げ、応援団に加わり、次の移住希望者をサポートするという循環も生まれています。「移住定住応援団」により富士市で安心して暮らしを始められる環境と、温かいつながりが市内に広がっています。
◇このみ会
「ワークシェアをすることで、富士市を知ることにつながる」
このみ会(富士このみスタイル推進協議会)は、現在66人が在籍し、働くコミュニティとして、移住した人やこれから移住を考える人を応援しています。
活動の柱となっているのが「ワークシェア」。一つの仕事を複数人で分け合う働き方で、1人当たりの負担が軽く、家事や子育ての合間でも取り組めるのが特長です。これまでに、ウェブデザインやチラシ作成などに取り組んできました。市内企業から依頼された仕事を引き受けることで、富士市を知ることにつながり、チームでの協働作業で人と人のつながりも生まれています。
また、2か月に1回、移住者交流会を開催しています。「このみ会」は、富士市に来たばかりの人や、これから移住を考える人が気軽につながれる場を提供しています。
■「富士市に住みたい」がつながる、広がる。
私たちの暮らすこのまちが、移住先として選ばれていることをご存じでしたか?
思い返せば、「私も移住者だった」、「父や母も移住者だ!」など、自分自身や周りの人が、かつては移住者だったことに気がついた人もいるのではないでしょうか。
このまちでは、行政だけでなく市民も企業も、いろんな人の“住みたい〟という思いを応援しています。
「富士市に住みたい」
「富士市に住み続けたい」
この思いが、つながり、広がっていきますように―
移住定住を考えている人たちに向けて、様々な情報をお届けしています。詳しくは、移住定住応援サイト「富士市移住コトハジメ」をご覧ください。
