くらし 令和7年 春の叙勲・褒章 功績をたたえて

令和7年春の叙勲・褒章受章者が内閣府から発令され、市内では叙勲2人が受章されました。
心からお祝いを申し上げますとともに、受章された皆さんを紹介します。

○瑞宝小綬章
地方自治功労
山田(やまだ)寧(やすし)さん
(坂本・77歳)
県職員として、市町村行政、大規模開発規制、空港建設など多岐にわたり活躍。この間、沼津市助役(現・副市長)を3年間務め、最後は県公営企業管理者(企業局長)で退職。
2008年4月から焼津市副市長を約5年間務めた。その後は、県内の私立大学で非常勤講師として地方自治論などを教えてきた。
変わらぬモットーは「始める努力・止(や)める勇気」。変化の激しい今の時代には、特に後者が重要だと説く。

○瑞宝双光章
学校保健功労
石田(いしだ)義人(よしと)さん
(大住・73歳)
歯科医師として勤務する傍ら、1977年4月から学校歯科医を務め、現在まで40年以上にわたり、歯科健診や健康指導などを通して、地域の子どもの健康を見守ってきた。
「歯は健康の源。自身の歯で噛むことが全身の健康につながる」と話し、幼少期から歯の健康を維持することの重要性を説く。
「今後も情熱を持って学び続け、子どもの健康という形で社会に貢献したい」と笑顔で話す。