- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県掛川市
- 広報紙名 : 広報かけがわ 令和7年4月1日号
掛川バイパス千羽インターの北側の工業団地はエコポリスと呼ばれていて、生態系を守り自然との調和を目指しているのが名前の由来です。
工業団地を造成するときに西側に農地が整備され、農薬や化学肥料、除草剤を使わない有機的な農業が営まれていて、「光陽の里」と呼ばれています。
もともと有志の市民グループが運営していて、日本で一番広い有機的市民農園と言われていました。会員の高齢化によりグループが解散して、3年前に有機野菜の生産直売をしている、しあわせ野菜畑が運営を引き継ぎました。
市民農園の中でも有機農業に限定した市民農園はほとんど見当たりません。コロナ明けの頃から、自分で食べる野菜を自分で作りたい、できたら農薬を使用しない有機野菜を育てたい、そんな場所を貸してほしいという問い合わせが増えました。そこで、市民農園の区画を40区画から60区画に増やしました。いままでの広さは250平方メートル(約75坪)でしたが、初心者には広すぎるという声もあったので100平方メートル(約30坪)の区画も用意しました。有機野菜作りにチャレンジしたいという方は、ぜひお問い合わせください。
また、野菜を作ってみたいけど、作り方が分からないという方を対象とした「サポート付き市民農園」と、中学校部活動の地域展開に向けた「かけがわ農業クラブ」の構想もあります。野菜の作り方を教わりながら何種類かの有機野菜を育てたり、有機農業者や市民農園の人たちと交流したりすることを想定しています。「サポート付き市民農園」は再開、「かけがわ農業クラブ」は今秋か1年後の発足を目指しています。運営に参加していただける方、支援していただける方、関心のある方はお声掛けください。
しあわせ野菜畑代表 大角昌巳
問合せ:オーガニックビレッジ推進協議会事務局
【電話】21-1216