子育て 菊川市立小笠北認定こども園 きたっこできたよ

92人が入園しました!

小笠北幼稚園が、4月から新園舎とともに「小笠北認定こども園」として開園しました。新しくなった施設を紹介します

■市内唯一の公立園として地域子育ての拠点に!
◇幼稚園から認定こども園へ
嶺田地内に建築され、昭和52年1月に完成した小笠北幼稚園の園舎は、今年で築48年が経過しました。これまでたくさんの園児を送り出してきた園舎ですが、施設の老朽化が進んだことから、園のあり方について検討を重ね、園舎の建て替えとともに保育ニーズに対応した認定こども園として開園することになりました。

◇認定こども園ってなあに?
認定こども園とは、幼稚園と保育所の機能を併せ持つ施設で、幼児教育や保育、地域の子育て支援を行うところです。未就学児の子どもたちを対象に、成長に合わせて一貫した教育・保育を提供します。認定こども園には、幼保連携型、幼稚園型、保育所型、地方裁量型の4つのタイプがあり、小笠北認定こども園は「幼保連携型」です。「保育士」と「幼稚園教諭」の2つの資格を持ち、保育と教育の知識とスキルを兼ね備えた職員が、子どもたちをお預かりします。

◇愛称は「きたっこ」に決定
市では、小笠北認定こども園が、地域子育てと幼保施設の拠点園として、皆さんに愛着をもってもらえるよう、覚えやすく親しみやすい愛称を命名することとしました。愛称は、昨年10月におよそ1カ月間、市民や市内に通勤、通学をする皆さんから募集。38点の応募の中から「きたっこ」が選ばれました。
「きたっこ」を考案してくれたのは工野智美(ともみ)さん(東嶺田)と菅沼真弓(まゆみ)さん(西ヶ崎)。愛称には「小さな子どもが覚えやすく可愛い名前に」や「馴染み深い北幼稚園の『北』を残したい」など考案者それぞれの思いが込められています。

◇市内幼保施設の拠点園として
今年度、おおぞら認定こども園が民営化されたことに伴い、小笠北認定こども園は市内唯一の公立園となりました。今後、市内幼保施設の拠点園として未就園の子育て家庭を対象とした遊び場の提供や、子育てに関する相談支援体制を整えていくほか、公開保育などの研修の場を充実させ、市全体の教育・保育の質の向上を図っていきます。

■個々の育ちを大切にした園に
保育室の前に共同空間としてマルチスペースが広がるように、個性あふれる子どもたちが学年を問わず自然と繋がれるような園舎が完成しました。小笠北認定こども園では、個々の育ちを大事にしながら、さまざまな体験を通して心身共に健やかに育つことを目指した、丁寧な教育・保育を提供していきます。
また、園児だけでなく市内全ての子どもたちにとっても憩いの場となるような園を目指します。
松村良枝(よしえ)園長

■平屋の新園舎! 特徴を紹介します
◇乳児用園庭
自然豊かな場所で過ごせるよう、既存の樹木を残しました

◇エントランス
木材を多く使用し、温かみのある雰囲気でお迎えします

◇マルチスペース(廊下)
廊下としての役割に加え、建具の開放によって、各保育室と一体的な空間として利用でき、異年齢の交流を生み出します

◇遊戯室(ゆうぎしつ)
園児の活動拠点となる各保育室と遊戯室は天井を高くし、高窓を設けることで、自然光を取り入れ、開放的な空間を確保。また、日差しと影が時間の流れを感じさせてくれます

◇保育室
各保育室の柱は、レインボーカラーで変化を与えています。多様性を表現するとともに、園児が経験(色)を重ね成長していくよう願いを込めています

床面積およそ1,400平方メートル とっても広~い!

※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。

問合せ:こども政策課こども政策係(プラザけやき内)
【電話】37-1171