- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県小山町
- 広報紙名 : 広報おやま 令和7年7月号
◆社会を明るくする運動ってなあに?
すべての国民が犯罪や非行の防止と、犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築こうとする全国的な運動です。
この運動が目指すことは、次の2つです。
(1)犯罪や非行を防止し、安全で安心して暮らすことのできる明るい地域社会を築くこと
(2)犯罪や非行をした人が再び犯罪や非行をしないように、その立ち直りを支えること
年間を通して実施していますが、特に7月1日から31日までの1か月間を強調月間としています。
▽令和7年度の予定
・各中学校で行うミニ集会(7月)
・社会貢献活動
・社会を明るくする運動活動寄金
・街頭啓発 等
◆シンボルマーク「幸福(しあわせ)の黄色い羽根」について
犯罪のない幸福で明るい社会を願って、映画「幸福の黄色いハンカチ」(昭和52年 山田洋次監督)から着想を得て使用され始めました。
◆罪を犯した人が再び犯罪をしないようにするにはどうすればよいでしょうか
刑務所や少年院を出ると、通常の社会生活を営んでいくことになりますが、再び犯罪や非行をしてしまうことも少なくありません。立ち直ろうと決意した人を、地域社会で受け入れていくことが重要です。社会の中で適切に処遇し、地域社会の理解・協力を得て自立し改善更生することを助けることにより、安全安心な地域社会を作ることを「更生保護」といいます。
◆私たちの近くでも活躍しています。地域の更生保護を支える人たち
▽保護司
保護観察を受けている人と面接を行い、指導・助言をしたり、刑務所などに入っている人の帰住先の生活環境を調整したり、社会を明るくする運動のような犯罪予防活動に参加しています。
▽更生保護女性会
犯罪予防活動を行うとともに、更生保護施設での食事作りをはじめとする支援など幅広い活動を行っています。
▽協力雇用主
過去の犯罪・非行歴により就職が難しい人に対し、自立や社会復帰への協力を目的として雇用する事業主です。就労生活が続くよう指導するなど、事業主の立場から立ち直りを支えています。
◆皆さんも自分のできることを始めたり、考えたりしてみませんか
令和6年度、主に以下の活動を行いました。
・社会を明るくする運動活動寄金
・ミニ集会(町内中学校)
・作文コンテストへの応募
・図書の寄贈(町内小・中学校)
令和6年度、皆さんに「社会を明るくする運動活動寄金」としてお寄せいただいた額は277,850円(5,557件)で、児童・生徒への啓発事業等に使用させていただきましたので報告します。
◆保護司さんに聞きました
北駿地区保護司会は御殿場支部と小山支部とで活動を行っています。令和7年4月から北駿地区保護司会の会長となった嶋田さんにお話を伺いました。
Q.保護司になったきっかけを教えてください。
A.会社をリタイアして間もなく保護司の先輩からの依頼があり、地域の皆様に少しでも役立てればと思いお受けしました。
Q.保護司としての信条をお聞かせください。
A.相手の心情を思い、親身になって接することと、約束した時間を守ることです。
◆北駿地区更生保護女性会 会員募集
更生保護女性会では、会員を募集しています。犯罪予防の啓発活動などを一緒に行いませんか?くわしくは、社会福祉課【電話】76-6661までお電話ください。
多くの女性が活躍しています。「できる時にできる事を」気軽に始めてみませんか。
問合せ:社会福祉課
【電話】76-6661