- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県森町
- 広報紙名 : 広報もりまち 令和7年3月号
■一足早く、福は内
1月25日、児童館で「じどうかんまつり『豆まき会』」が開催され、町内外から親子連れなど約160人が参加しました。豆まきの前には、ラジオパーソナリティの「まつちよさんとあかいべんちゅの仲間たち」によるマジックショーやミニライブが行われ、子どもたちは歌ったり、踊ったりしながら楽しみました。4年ぶりに行われた豆まきでは、やぐらから「鬼は外!福は内!」の掛け声で豆やお菓子がまかれ、たくさん拾って満足そうな子どもたちの笑顔とともに、「福」が訪れました。
■杏林堂薬局とクラシエから車椅子贈呈
1月28日、株式会社杏林堂薬局とクラシエ株式会社から社会福祉協議会へ車椅子5台が贈呈されました。両社は、地域住民の福祉向上を目指し、社会貢献活動の一環として共同で行っている「車椅子チャリティキャンペーン」の売上げの一部を活用し、各地の社会福祉団体等へ車椅子の贈呈を行っています。今回寄贈された車椅子は、町民を対象とした無料貸出し事業に活用され、高齢者や身体の不自由な方々の移動支援に役立てられます。
■みんなで集めた一円玉を贈呈
1月29日、森町子ども会育成連合会(榊原知巳会長)から社会福祉協議会へ「一円玉を役立てよう運動」で各地区から集まった一円玉募金の一部3万円が贈呈されました。森町子ども会育成連合会を代表して松尾咲良(さくら)さん(宮園小3年)が同協議会を訪れ、「みんなで協力して集めました。困っている人たちに役立ててください」と村松事務局長に募金を手渡しました。募金は、社会福祉協議会のほか、町内の小学校や児童館、デイサービスセンター、ワークスつばさ「もみの木分場」にも贈られました。
■北の森町とオンラインで交流したよ
1月31日、森中で北海道森町の生徒とのオンライン交流会が行われ、両校の2年生がタブレットを活用して交流しました。グループごとに分かれてお互いの自己紹介をした後、静岡県森町の生徒は森のまつりや小國神社など、地元の魅力を紹介するプレゼンを行いました。北海道森町の生徒が、タブレットで雪が降っている様子を映し出すと、北の森町と南の森町の気候の違いに驚いた様子でした。また、お互いの方言についても楽しく共有し、交流を深めました。
■若者の明日を応援する就労セミナー開催
2月2日、保健福祉センターで「森町・就労に悩む若者と家族を応援するセミナー」(NPO法人青少年就労支援ネットワーク静岡主催)が開催され、遠州地域在住の当事者やサポーターらが参加しました。主催者顧問で立教大学特任教授の津富宏さんが「『働く』に向かって、まず一歩」をテーマに基調講演を行うと、参加者は熱心に耳を傾けました。津富さんは、就職するための支援ではなく、働き続けられるための支援の大切さを訴え、サポーターによる伴走型支援が特徴の「静岡方式」の就労支援について紹介しました。
■森町の地域課題について考えよう
2月6日、保健福祉センターで地域づくり勉強会が開催され、民生委員やケアマネジャー、行政職員等29人が参加しました。筑波大学体育系助教の辻大士先生を講師に招き、65歳以上の要介護認定を受けていない方を対象に行った「健康と暮らしの調査2022」の結果を基に、森町の強みや課題、自ら取り組める地域づくりの方法について講演が行われました。森町の課題である「低栄養の改善方法」や「移動手段の確保」、「通いの場の参加者を増やす方法」等について、グループに分かれ積極的に意見交換を行いました。
*「辻大士」の「辻」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
■腱鞘炎(けんしょうえん)や胆石症(たんせきしょう)について理解を深める
2月8日、文化会館で森町地域包括ケア講座講演会が開催されました。浜松医科大学整形外科特任准教授の大村威夫(たかお)先生と第二外科特任講師の森田剛文(よしふみ)先生を講師に招き、腱鞘炎(けんしょうえん)や胆石症(たんせきしょう)について講演が行われました。町は、令和5年度から同大学に寄附講座「森町地域包括ケア講座」を設置し、健康寿命やお達者年齢の延伸を図る取組を行っています。参加者からは「生活に支障がない場合は放っておいていいか」、「手術が必要な場合もあるのか」など積極的な質問が出され、熱心に聞き入っていました。
■介護者教室でリフレッシュ
2月10日、保健福祉センターで家族介護者教室が開催されました。同教室は、在宅で家族の介護をしている方やしていた方を対象に、介護に役立つ知識の共有やリフレッシュする場を提供することを目的に年間6回開催されました。今年度最終回となるこの日は、地域包括支援センター職員から認知症に関するミニ講話の後、パンケーキ作りに挑戦。参加者は、生地を混ぜたり、パンケーキの飾り付けをしたりしながら交流を深め、楽しみました。
■ライオンズクラブが施設や団体に寄附
2月12日、森町ライオンズクラブ(一木宏之会長)から森町立図書館(三澤由紀子館長)へ7万円相当の図書目録が贈呈されました。同クラブは、平成7年に図書館が開館して以来、毎年図書の寄贈を続けていて、図書充実のための支援を行っています。同日は、町内10グループのボランティア団体で構成する森町ボランティア連絡会へ活動費として8万円、森町社会福祉協議会へ生活困窮者を支援する学習支援金として3万円の寄附金も贈呈されました。