くらし ほんのひととき

皆さんと本との出会いを求めて、新着の図書をご紹介します。

■児童書
◇『わらって、考える!イグ・ノーベル賞ずかん』
古澤輝由 監修
萩原慶 絵
ほるぷ出版
人々を思わず笑わせ、そして考えさせる業績を残した人や団体に贈られる、イグ・ノーベル賞。日本人も18年連続で受賞しています。研究者たちは大真面目ですが、オタマジャクシを食べくらべてみたり、アメーバに迷路を解かせたりと、受賞した研究は何の役に立っているの?というようなものばかり。でもそれが新たな発明のきっかけになることもあるのです。涙の出ない玉ねぎや、減塩のできる画期的な食器もそのひとつ。さまざまな発見があるイグ・ノーベル賞を、楽しくわかりやすく解説します。

◇『知れば楽しいクモの世界』
馬場友希 著
少年写真新聞社

◇『この銃弾を忘れない』
マイテ・カランサ 作
宇野和美 訳
徳間書店

■一般書
◇『校正・校閲11の現場 こんなふうに読んでいる』
牟田都子 著
KTC中央出版
言葉のある所に校正あり。それは本や雑誌に限った話ではなく、漫画や商品パッケージ、テレビのテロップなども含まれます。これらの言葉が世に出る前に、あらかじめ目を通して誤りがないかを確認し、不足を補うのが校正・校閲の仕事。読者にとってはなかなか見えにくいものですが、言葉の陰で力を尽くす人たちは、いったいどんな気持ちで、どのように仕事をしているのでしょうか?フリーの校正者である著者が、11箇所の校正・校閲の現場で働く方々に取材をした対談集です。

◇『わたしたちの歳時記』
杉浦さやか 著
ワニブックス

◇『モナ・リザのニスを剥ぐ』
ポール・サン・ブリス 著
吉田洋之 訳
新潮社

■5月の休館日
27日(火)
※毎月第4火曜日は、館内整理のため、分室(生涯学習センター、神島田公民館)もお休みします。
ご自宅から図書館ホームページで蔵書検索ができますので、ご利用ください。
津島駅構内(切符売場前)に「図書返却ポスト」を設置していますので、ご利用ください。