スポーツ 全国女子軟式野球選抜交流碧南大会
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- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県碧南市
- 広報紙名 : 広報へきなん 2025年5月号 №1966
碧南で女子野球の頂点が決まる!
近年、脚光を浴びる女子野球ですが、碧南市では2006年から女子軟式野球の全国大会を開催しています。ゴールデンウィークに臨海公園グラウンドで開催されるこの大会は、女子野球界ではさながら春のセンバツ甲子園に位置付けられ、全国から強豪女子軟式野球チームが集結します。各地域から選抜されたチームによるトーナメント戦が2日間にわたって開催されます。
今月は、今年で記念すべき20回目の開催となる全国女子軟式野球選抜交流碧南大会と、碧南を拠点に全国で活躍するチーム「愛知アドバンス」を特集します。
▽女子野球全国大会を碧南で!
女子野球の振興とチームの活躍の場を増やしたいという地元チーム「愛知アドバンス」の当時チーム代表榊原和成氏の思いと、地元の有力なチームのPRやスポーツ振興を図るという市の意向が重なり、2006年に第1回大会が開催されました。全日本女子軟式野球連盟に協力を得ながら、全国各地区の連盟から選抜されたチームが碧南に集い、全国大会として開催しています。一般の部(年齢制限なし)の大会だった碧南大会は、第18回大会からジュニアの部(中高生)の大会として形を変えて開催しています。将来、高校・大学・社会人など全国を舞台に活躍していく選手たちの姿をぜひ見に来てください!
日時:(1)5月3日(土)、(2)4日(日)8時~
場所:
(1)臨海公園グラウンド
(2)玉津浦グラウンド
出場チーム:
関東…深川クラブ、相模原ハイドレンジャーズ、茨城スーパーガールズ
関西…兵庫西宮ベルズ、香久山ビッグメイツエンゼルス
東海…三重高虎ガールズ
北陸…福井ダイヤモンドガールズ
開催地…愛知アドバンス
■碧南から全国へ!愛知アドバンス
中学生女子の軟式野球チームで、毎週土・日曜日に港南・玉津浦・羽久手グラウンドなどを拠点に、現在は25人のメンバーで練習に励んでいます。1997年に一般の部のチームとして創設され、全日本女子軟式野球選手権大会での8度の優勝のほか、数多くの全国大会で優勝するなど、女子野球の発展を牽引するチームとして多くの実績を残しています。2011年には、ジュニアの部のチームとして、愛知アドバンスジュニアを発足し、2016年全日本女子軟式野球学生選手権大会中高生の部で優勝するなどの活躍をしています。現在は、ジュニアの部のチームとして愛知アドバンスの活動を継続しています。そんな強豪チームの加藤監督、筒井キャプテン、鈴木選手に話を伺いました。
▽第一に人として、そして野球選手としての成長を目指して
加藤大介監督
加藤:愛知アドバンスでは、監督・男女コーチの3人の指導陣で活動しています。ルールや技術、フィジカル、メンタルなど、役割分担しながら指導にあたっています。選手は初心者・経験者問わず、市内外関係なく集まって練習しています。選手たちを指導する上で大切にしていることは「まずは人としての成長」です。挨拶ができ、感謝の気持ちを伝えられ、一生懸命取り組める、そんな人としての育成を目指しています。その中で、野球選手としての基礎をここで学んでもらいたいと思っています。女子野球は高校、大学、社会人と活躍の場が増えており、愛知アドバンス出身者でも野球を続け、活躍する選手がたくさんいます。野球に出会えてよかった!成長できた!と感じてもらえるチームでありたいと思っています。私自身、野球が大好きなので、野球を通じて選手たちをサポートできることをとても楽しく感じています。チームの皆も魅力や達成感を得てもらえたらうれしいです!興味のある人はぜひ一緒に野球をしてみませんか?
▽皆で全力疾走・全力プレー!
鈴木あかり選手(新川中3年)
筒井亜美選手(美浜町立河和中3年)
筒井:愛知アドバンスはコミュニケーションを大切にしています。気楽に話せる女子チームならではの仲の良さが持ち味です。キャプテンとしてチーム全体を把握することは大変ですが、皆と会話することで楽しく、意欲的に野球に打ち込めています。皆と良い関係性を保ち、全員で愛知アドバンスのモットー「全力疾走・全力プレー」を心掛けています。
鈴木:年齢や住む地域に関係なくいろんな人と友達になれるのがこの競技の魅力です。どんな練習も仲間と一緒に楽しみながら頑張ってきました。皆でやるべきことを当たり前にできるようになり、さらにレベルの高いことにたくさんチャレンジしていきたいと思います。
昨年3位に入賞できた碧南大会、チームで練習してきたプレーが成功した思い出もある大会です。今年は全国制覇を目標にチーム一丸となって頑張ります!
問合せ:スポーツ課
【電話】48-5311