- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県安城市
- 広報紙名 : 広報あんじょう 令和7年11月号
■本人が望む場所で、自分らしく最期まで今を生きる
11月30日は人生会議(ACP)の日です。人生会議とは、もしもの時のために、本人が望む医療やケアについて前もって考え、家族や信頼できる人、かかりつけの医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組みのことです。
誰でも、いつでも、命にかかわる大きな病気やケガをする可能性があります。その際に自分の想(おも)いを伝えられず、望む医療やケアが受けられないことがあります。
そうならないように、あらかじめ周りの人に自分の想(おも)いを伝えておくことが重要です。これを人生会議(ACP(アドバンス・ケア・プランニング))と呼んでいます。

話し合った内容を大切な人に伝えて共有しましたか?
■信頼する人達と話し合ってみましょう
アイエムクリニック・安城 医師 岡本雅彦先生
これからの人生をどのように生きたいかで、治療が変わることもあります。そんな時のために、身近な方と人生会議を行なっておくことをお勧めします。
もしかすると自分で考えたり、話ができなくなるかもしれません。あまり難しく考えず、この「わたしノート」を書きながら、いろいろお話をするだけでも結構です。このノートをもとに、ご家族や支援者とお話をしながら、最期まで住み慣れたお部屋で自分らしく過ごされた方もいました。
■「わたしノート」を活用して…
本市では、自分の人生を振り返り、大切な人と共有する「わたしノート」を作成し、無料で配布しています。
・全て書かなくても構いません。書きやすい項目から書いてみましょう
・何度書き直しても大丈夫。今の気持ちを書いてみましょう
・気持ちが変化した時、体の状態が変化した時等に定期的に見直してみましょう
・法的な拘束力はありません
配布場所:高齢福祉課窓口、各地域包括支援センター、各福祉センター、各地区公民館等
問合せ:高齢福祉課
【電話】71-2264
