- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県新城市
- 広報紙名 : 広報しんしろ ほのか 令和7年7月号
■「イキガイ(生きがい)」と健康
市では、経済活動や地域活動に積極的に参加したいという意志のある、65歳以上の健康な方を「はつらつ世代」と総称し、まちの活性化の原動力になっていただけるよう期待しています。そこで、(1)好きなこと(2)得意なこと(3)社会に必要とされていること(4)稼げることの4つの要素で構成されるものを「イキガイ」と定義し、はつらつ世代が自らの健康状態を把握し、イキガイを持って生き生きと生活し、社会参加が継続されるよう、市として支援する取り組みを進めています。生活するうえでイキガイを持っている方の割合が増えれば、幸福度が高まり、まちに健やかなエネルギーが満ちあふれてくると思うからです。
ところで皆さんの健康法は何ですか?健康的な食生活、適度な運動などは皆さんに共通することですが、例えば仲間とカラオケやゴルフ、また音楽や旅行などの趣味を楽しむことも大切です。ちなみに、マイカー通勤のため運動不足になりがちで、外食の機会が多い私の健康法は、朝食に地元産玉ねぎをスライスし、酢漬けにして食べること。あわせて梅干を食べることです。もちろん朝食を欠かすことはありません。毎日のルーティーンとして自己流の健康法を持つことは大事だと思っています。
現在、「しんしろ健康づくり21計画」に基づき、健康寿命の延伸と健康格差の縮小に向けての取り組みを進めています。その中で気になることの1つが、子どもの朝食です。中学生になると、小学生と比べて朝食を毎日食べている子どもの割合が減るのです。大手食品メーカーの調査によると、朝食をほぼ毎日食べている人の幸福度は、そうでない人よりもかなり高いそうです。これは注目すべきことです。育ち盛りの子どもにとって、朝食は心の栄養にもなり得るのです。幸福感につながる毎日の朝食に、大人も子どもも高い意識をもって、「体も心も元気!みんなが笑顔の健やかしんしろ」を実現しましょう。
問合せ:秘書人事課
【電話】23-7623