くらし 市長の一言 No.67

■『おおぶニック米』
有機農業で生産した米「おおぶニック米」が収穫時期を迎え、10月24日に長草公民館に隣接する水田を訪れました。この米は、有機農業者グループ「おおぶニックのWA」のメンバーが農薬・化学肥料を使用しない農法により栽培しているもので、今年は昨年の2.5倍の約3.5haで生産に挑みました。栽培期間中は、リモートによる水管理などのスマート農業技術の活用に加え、市民団体による除草などの援農ボランティアの支援がありました。当日はコンバインにも乗せてもらい、立派に実った稲穂を刈り取るという貴重な体験ができました。収穫した米は、11月下旬から市内小・中学校や公立保育園の給食で提供されています。今後「おおぶニック学校給食米」としてブランド化を図り、販路拡大を目指します。市は、環境負荷の低減や食料安全保障の強化などのために有機農業を推進しています。市民団体と農業者が協働でスタートした有機農業による米づくりをきっかけに市内の有機農業の輪が広がり始めています。その成果として11月22日、大府市とオーガニックを掛け合わせた「おおぶニック」なまちづくりを進めていくための「オーガニックビレッジ宣言」に結実させることができました。

日本一健康なまちへ!!
大府市長 岡村秀人

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