- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県尾張旭市
- 広報紙名 : 広報おわりあさひ 2025年1月号
■尾張旭市長
柴田 浩
新年明けましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、日頃から市政運営に対しご理解とご協力を賜り、深く感謝を申し上げます。
昨年は、元日の能登半島地震、追い打ちをかけた豪雨、初の南海トラフ地震臨時情報発表など、改めて防災の重要性を認識するとともに、平穏な日々のありがたみを実感する年でもありました。
そうした中、本市では、4月より「幸せつむぐ 笑顔あふれる 尾張旭」を目指す第六次総合計画を始動させました。その初年度を彩ったうれしいトピックスは、まずは20年間の健康都市づくりの取り組みが評価されたことによる日本で唯一のWHO表彰の受賞、日本紅茶協会認定のおいしい紅茶の店実店舗数日本一の獲得、そして何よりも市内各地のイベントなどで出会った多くの皆さまの笑顔です。これら全てが、私に誇らしさと喜びを与えてくれました。
さて、本年の干支は巳年。巳は蛇を表し、古来より富や繁栄の象徴とされてきました。その縁起の良い年に、本市は市制施行55周年という節目の年を迎えます。先人が残してくれたまちづくりによって、整然とした街並みには日常生活を支える多くの店舗や医療機関が点在し、何よりも災害に強い恵まれた土地柄です。今後は「暮らしやすさ」に「楽しさ」という要素を加え、生誕20周年を迎えた「あさぴー」にあやかり“あさひ”を“ハッピー”にしていきたいと願っています。
本市はさまざまな課題を抱えていますが、来年度に向けては、「安全安心」に加え「子育て・教育」を最重要施策と考えています。中でも待機児童対策は、北原山土地区画整理事業や三郷駅周辺まちづくり事業の進展により、保育需要の高まりが想定され、スピード感をもって対応してまいります。
市長就任3年目に入る今年、私は、これまでの取り組みや成果を市民の皆さまの目に見えるカタチにできるよう、本市のブランド価値を高め、さらなる発展に尽力してまいります。変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びにあたり、本市の安寧と、市民の皆さまの幸多き一年を祈念し、年頭のあいさつとさせていただきます。
■尾張旭市議会議長
松原 たかし
新年明けましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。また、平素より、市議会及び議員活動に対して格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。
昨年は全国各地において自然災害が頻発、激甚化し、多くの人々の防災意識が高まった1年でございました。本市議会におきましても、従来の災害発生時の対応要領を見直し、いかなる事態においても議会機能を維持できるよう、「尾張旭市議会BCP(業務継続計画)」を策定いたしました。
また、議会改革に係る調査研究の結果として、議員が政策立案などを行う際の基準となる「尾張旭市議会政策立案等の実施に関する基本指針」を策定したことで、本市議会の政策立案機能の強化に向けた枠組みが完成いたしました。令和7年度から常任委員会委員の2年任期を試行するに当たり、各委員会においてもこの枠組みを使った政策立案の活性化をはじめ、審査機能の強化、議会報告会や意見交換会の充実を図ってまいります。
そして、市議会の活動をより分かりやすく皆さまにお届けするため、市議会だよりを6月発行号からリニューアルいたします。現在、「読みたくなる」「伝わる」を念頭に誌面の検討を進めておりますので、ぜひお手にとってご覧いただきたいと思います。
今年、尾張旭市は市制55周年の記念すべき年を迎えます。これまで、市の発展に尽くされた先人に心より感謝を申し上げるとともに、節目の年を市民の皆さまと迎えられますことを大変うれしく思います。
一方、継続する物価高騰や超高齢社会による2025年問題など皆さまの生活への不安が高まることが予想されます。
私たち市議会は、市民の皆さまの生活を守ることを第一に考え、議会の役割と責任を果たすため尽力する所存でございますので、どうか相変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、新しい年が皆さまにとって、幸多き年になりますよう心より祈念申し上げ、新年のあいさつとさせていただきます。