- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県豊明市
- 広報紙名 : 広報とよあけ 令和7年2月1日号
飼い主のいない猫(野良猫)にかわいそうだからと安易な気持ちで餌を与えていませんか?猫は生後半年程度から出産することができ、年に2~4回一度に4~8匹産むことができるため、不妊・去勢手術を受けていないとあっという間に増えてしまいます。野良猫に餌を与えるということは、その猫や生まれてくる子の命の責任を取るということです。
◆不幸な命を生み出さないために、以下のすべての点に注意しましょう。
▽不妊・去勢手術を必ず行いましょう。
▽近所の人たちの理解を得ましょう。
餌を与えた猫が近所の庭で糞尿をしたり、車を傷つけたりして迷惑をかけないよう、近所の人たちへの配慮が求められます。近所の人たちとよく相談をしてください。
▽餌を決められた時間に与え、食べ残しは放置せずに片付けましょう。
置き餌は、腐敗して異臭の元になります。
▽トイレを設置しましょう。
猫は食事のあと比較的すぐにトイレをする習性があります。
◆地域猫活動
地域猫活動とは、野良猫が引き起こす糞尿など生活環境上の問題や過剰繁殖による問題を解決するため、地域住民が主体となって、不妊・去勢手術や一定のルールのもと猫の管理を行う活動です。野良猫を増やさず、一代限りで命を全うさせ、地域から数年かけて野良猫をなくすことを目的としています。
市では、地域猫活動を行う人に地域猫活動団体を通じて支援をしています。地域猫活動をしている人や興味のある人は環境課へお問い合わせください。
◆野良猫を飼い猫としてお世話する場合
市では、飼い猫に対して避妊・去勢手術の補助金があります。詳細は市ホームページをご確認ください。
問合せ:環境課環境保全係
【電話】0562-92-1113