健康 受動喫煙を減らしましょう!!

『5月31日は世界禁煙デーです!!』
WHO(世界保健機関)は5月31日を「世界禁煙デー」とし、毎年テーマを設定して禁煙啓発を行っています。市も5月31日を「とよあけ市禁煙デー」、5月31日~6月6日を「禁煙週間」として、「たばこから子どもたちを守る」を掲げ、禁煙・受動喫煙についての普及啓発を行います!

◆たばこが周囲の人に及ぼす(受動喫煙)影響
〇受動喫煙とは
受動喫煙とは、周りの人の喫煙によって吐き出される煙(呼出煙)やたばこから立ち上る煙(副流煙)などの、喫煙によって生じる有害物質を吸ってしまうことをいいます。受動喫煙の大半は副流煙を直接吸うことから起きるのではなく、室内空気中に滞留している、目に見えない副流煙などのたばこの成分を知らず知らずのうちに長時間に渡って吸うことによって起きていると言われています。

〇周りの人の健康を害してしまう『たばこ』
実は、喫煙者が吸っている主流煙よりも周りの人が吸ってしまう副流煙に多くの有害物質が含まれており、発がん性も高いと言われています。
特に副流煙を吸ってしまっている人は吸っていない人と比べ、肺がん・虚血性心疾患にかかるリスクが約30%、脳卒中のリスクも24%上がると言われています。他にも、乳がんや呼吸器疾患などでもリスクが上がることが報告されています。
その場に人がいなかったとしても吸ったその人の持ち物や吸った場所に付着した有害成分が周囲の人に大きな害を及ぼしてしまいます。多くの人をたばこの煙から守ることができるよう望まない受動喫煙を失くしましょう!

◆子どもは歩く禁煙マーク
子どもの受動喫煙は、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物性アレルギーの悪化の原因となっています。子どもたちの病気やアレルギーを予防し、悪化を防ぐためにも、たばこから子どもたちを守ることが重要です。
その場に子どもがいなくても、子どもが使うものにたばこの煙の成分が付着したり、子どもが過ごす部屋に滞留したたばこの煙を長時間吸うことで子どもに害が及んでしまいます。場合によっては喫煙者のそばで吸ったたばこの煙の何倍もの煙を吸ってしまう可能性もあります。子どもがいる前で喫煙しないのはもちろんのこと、子どもの持ち物や子どもが入る可能性のある場所では喫煙しないようにしましょう。

問合せ:健康推進課健康推進係
【電話】 0562-85-3009