子育て 〔連載コーナー〕ヘルシーナの健康応援ナビ

■子どもの命を守るために~我が家の事故対策チェック~
子どもは、日々できることが増えていきます。その一方でさまざまな事故に遭うおそれが出てきます。子どもの成長に合わせて「今できていること」だけではなく、「次にできるようになること」を考えて対策を取ることで防げる事故があります。周囲の大人たちが事故対策をし、子どもたちが思い切り遊んで成長できる環境を整えましょう。
家の中をチェックして、安心安全な環境づくりを始めましょう。

■事故対策チェックで子どもの命を守ろう!
▼窒息・誤飲
0歳児の思いがけない事故死の7割以上は窒息が原因です。
子どもが口を開けたときの大きさは、約4cm。これより小さなものは子どもの口に入り、窒息する危険があります。
また、うつぶせで寝てしまうと、柔らかい布団に顔が埋もれたり、ベッドに置いたぬいぐるみやタオルにより口が覆われたりすることで窒息事故につながるおそれがあります。
○Check!
・ボタン電池やペットボトルのふたなど小さなものは、手の届かないところに置く
・マットレスは硬めのものを選ぶ
・ベッドにぬいぐるみやタオルを置かない

▼転倒・転落
寝返りができるようになるとベビーベッドから転落する事故が多くなり、ハイハイをする頃から階段からの転落が起きやすくなります。
また、1歳頃からはベランダの柵を登って身を乗り出すこともあります。子どもは頭が大きく、体のバランスを崩しやすいため、ちょっとしたはずみが原因で転落事故につながります。
○Check!
・ベッドから離れるときは必ず柵を上げる
・階段にはベビーガードを付ける□
・ベランダに植木鉢や椅子など踏み台になるものを置かない
・窓に補助錠を付ける

▼水回りの事故
浴槽や洗面器、洗濯機にたまったわずかな水でも注意が必要です。浴槽に浮かぶおもちゃを取ろうとしておぼれる事故も起きています。
○Check!
・浴槽や洗面器、洗濯機に水を入れっぱなしにしない
・浴室の扉にカギをかける

▼やけど
電気ケトルのコードを引っ張って倒し、熱湯を浴びてしまうことがあります。また、ストーブや炊飯器、加湿器などの蒸気に触れてやけどを起こすことがあります。
○Check!
・電気ケトルや炊飯器などは、コードを含め手の届かない場所に設置する
・ストーブを安全柵で囲う

出典:こども家庭庁(【URL】https://www.cfa.go.jp/policies/child-safety-actions/handbook)(参照2025-02-01)

問い合わせ:健康課
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あつみライフランド【電話】33-0386