くらし シニアのひろば

■安全に暮らしを続けるために運転フレイルに気を付けましょう
車の運転は、買い物や通院など、日々の暮らしを支える大切な手段です。
しかし年齢を重ねるにつれて、体力や注意力が少しずつ低下し、運転に影響がでることがあります。こうした状態を「運転フレイル」と呼びます。

●こんなことはありませんか?
運転には「見る力(認知)」「考える力(判断)」「操作する力」、そこに「予測」も必要になります。小さな変化は事故の前触れであり、早めに気づくことが大切です。
(1)「見る力」の低下
交差点での一時停止を見落とす、人や自転車を見落とす
(2)「考える力」の低下
交差点で迷う、右折や合流に時間がかかる
(3)「操作する力」の低下
車庫入れに手間取る、ブレーキやアクセルを踏み間違える

●安全に運転を続けるために
運転フレイルと感じても、すぐに免許返納ということではありません。運転に必要とされる機能は、人との会話や人と行うスポーツ・ゲームなどでも鍛えることが可能です。
小さなサインを見逃さず、早めに気づいて工夫することで、安全に、そして安心して暮らしを続けることができます。

■あいち健康プラザ健康公開講座「あなたに合ったギアを知る」
~フレイル予防の視点から~を開催します
年齢を重ねても、自分らしく楽しく安全に活動するには、気づきと備えが大切です。体の機能を「ギア」に例えて、年齢による変化や適応力について、運転をはじめとする身近な例を交えながらお話しします。
講演の前後に、「反射神経のチェック」や「簡易体力測定」などのちょっとした体験もできます。
いつまでも楽しく、そして安全に運転できるように、今日からできることを一緒に見つけてみませんか。
開催日時:12月6日(土)午前10時~正午
場所:田原文化会館多目的ホール
定員:150名
申込:予約不要
※詳細はあいち健康プラザHPをご確認ください。

■認知症よろず相談の日
11月の開催予定です。認知症に関することなどご相談ください。相談日に都合の悪い方は、高齢福祉課までお問い合わせください。