- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県弥富市
- 広報紙名 : 広報やとみ 令和7年7月号
空の青さが夏らしく輝きを増してきました。
皆さま、お元気でお過ごしのことと存じます。
さて、7月は旧暦では『文月(ふみづき)』と呼びます。その由来には諸説ありますが、「7月7日の七夕に詩歌を献じたことや、書物を夜風にさらすといった風習から」という説があります。
短冊に願いごとを書いて、笹竹に飾り付ける「七夕」は、奈良時代に中国から伝わりました。その際、中国で7月に行っていた「書物と衣服を虫干しする習わし」も共に伝わったとされています。
私の地元、五之三新田・川平神楽保存会では、中下旬の日曜日に神楽や梵天などの虫干しを行い、10月に行われる五穀豊穣を祈る秋まつりのお囃子の練習も始まってまいります。私も法被を着て青年会メンバーとして参加します。
結びに、
七夕のころ小暑を迎え、本格的に夏の厳しさが始まります。そして、7月23日ころには大暑となり、夏の最も暑い時期に入ります。しばらくは厳しい暑さが続きそうなので、お身体を大切にしてください。
弥富市長 安藤正明