くらし 防災士の手帳

■備えあれば憂いなし
今から25年前の、2000年9月11日から9月12日にかけて、秋雨前線と台風14号の影響により記録的な豪雨となり、各地で土砂災害が発生しました。東海豪雨と言われる災害です。
稲武の矢作川流域の河上瀬地区では、土石流が発生し甚大な被害がありました。東栄町では大きな被害はなかったので覚えていない方もいるかもしれません。
いつ災害が発生するかわからないので記憶にとめておく必要があります。日頃から防災マップを確認し、土砂災害の危険が近くにある場合は避難の準備は早めにしましょう。
当時私は自衛隊と一緒に復旧作業に従事し、電気を送った時は地元の人たちが炊出しをやってくれて、とても有難かった事を覚えています。東栄町でも起きうる事として日頃から家族で話合い、連絡方法や避難方法など確認しておきましょう。
防災士 伊藤 栄次