- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県東栄町
- 広報紙名 : 広報とうえい 2025年11月号
■訓練の経験を日常の備えに
8月に実施した町の防災訓練には、多くの皆さんにご参加いただきました。実際に避難経路を歩き、非常用持ち出し品を確認することで、「自分や家族をどう守るか」を具体的に考えるきっかけになったのではないでしょうか。
今年は全国各地で大雨や地震が相次ぎ、昨年の能登半島地震では冬の停電や断水が長期化し、避難生活の厳しさが大きな課題となりました。東栄町でも同じような事態が起きる可能性があります。
これから冬を迎えるにあたり、暖房器具やコンロの使用後は必ず火を消し、配線やコードの点検をしましょう。停電に備えて懐中電灯やランタンを分かりやすい場所に置き、毛布やカイロ、カセットコンロなども準備しておくと安心です。
防災は一人ではできません。訓練で得た気づきを日常に生かし、地域で声をかけ合いながら、安心して冬を迎えられるよう備えていきましょう。
防災士 石原 和季
