くらし こんなにあるんだ!三重の鉄道 連載第8回(全9回)

■亀山・伊賀から関西へ JR西日本(西日本旅客鉄道)
JR西日本は、関西本線(名古屋駅からJR難波駅)のうち、亀山駅からJR難波駅間を運行しています。
県内では、亀山市と伊賀市に合わせて8つの駅があり、沿線には関宿や伊賀流忍者博物館などの観光スポットがあります。
亀山駅から加茂駅(京都府)までは山間部を走行し、車窓からは四季折々の景色が楽しめるのが魅カです。
観光三重のホームページでは、駅周辺の観光に便利な、ウォーキングガイドを紹介しています。自然豊かな景観と、その土地ならではの歴史や文化、食などを楽しむ途中下車の旅を楽しんではいかがでしょうか。

●ここに注目!JR西日本
▽駅舎が憩いの場?
加太(かぶと)駅の駅舎は、令和2年にJR西日本から亀山市に無償で譲渡され、令和4年に亀山市と地域の協力によりリニューアルされました。
駅舎内には誰でも気軽に集える憩いの場として「加太サロン」が新設され、地域のにぎわい交流の拠点となっています。

▽今も残る鉄道遺産
関西本線の歴史は古く、県内では明治23年に四日市~上柘植(かみつげ)(現在の柘植)間が開業しました。
柘植駅(伊賀市)の構内には、開業当時をしのばせる、れんが造りの柘植駅油庫(ゆこ)(通称:ランプ小屋)があります。加太駅(亀山市)の周辺では、開業時から今なお列車の運行を支える、板屋川(いたやがわ)橋梁(きょうりょう)や第165号架道橋(かどうきょう)といった、れんがを使用した鉄道遺産を見ることができます。(詳細はウォーキングガイドに掲載)

問合せ:地域連携・交通部 交通政策課
【電話】059-224-2622【FAX】059-224-2219【E-mail】[email protected]