- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県津市
- 広報紙名 : 広報つ! 令和7年6月号
〜防災・消防・救急の取り組み〜
津市では、平成23年の東日本大震災を始めとする数々の激甚災害での経験から教訓を得て、徹底した地域防災計画の見直しを積み重ね、11万7145人分の避難所受け入れ可能人数を確保。そして新たな制度として、津波避難ビル・津波避難協力ビルの指定を行い、合わせて総人口の半分を超える15万人分の津波避難スペースを確保するなど、災害時に市民の皆さんの命を守るための対策を進めてきました。また、避難者1000人を受け入れ可能な海抜10mの香良洲高台防災公園も整備しました。
消防・救急の分野では、消防・救急体制の充実を目指し、救急車から医療機関へ直接心電図を伝送する12誘導心電図伝送システムの導入や、消防活動の拠点となる拠点機能形成車を配備。さらに、増加する救急件数に対応するため、救急出動が多発した際に救急空白地域へ移動配備できる機動救急隊(M.O.A.)の運用を開始しました。能登半島地震等の際には緊急消防援助隊三重県大隊として津市消防本部から延べ37隊、131人を被災地へ派遣しました。これまで積み上げてきた実績や経験を生かし、市民の命と暮らしを守る力をさらに高めていきます。
※文中・年表の数字は全て令和7年3月末現在
■津市は合併20周年
平成18年1月1日、平成の大合併といわれる中でも、津市・久居市・河芸町・芸濃町・美里村・安濃町・香良洲町・一志町・白山町・美杉村の10市町村による大きな合併で、「津市」が誕生しました。令和8年1月に合併20周年を迎えることを記念し、今号から全7回にわたり、本市の礎を築いた20年の歩みを振り返ります。
※詳しくは本紙をご覧ください。
問合せ:広報課
【電話】229-3111【FAX】229-3339