- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県四日市市
- 広報紙名 : 広報よっかいち 4月上旬号NO.1666
■県(あがた)地区に多い旅人の目印~道標~
市内には多数の道標がありますが、中でも県地区は特に多くの道標が残されています。すでに倒れているものや移動しているものも含めると、その数は20基を超えます。建てられた時期は、各地を行商で行き来した服部泰次郎(はっとりたいじろう)が建立した大正時代をはじめ、明治時代や年代不詳など、さまざまです。
道標には街道名が刻まれる場合もありますが、多くは道路の行き先が刻印されています。県地区の道標に刻まれた行き先を見ると、「赤水(あこず)」や「くろ田」のほか、「坂部」「智積(ちしゃく)」など周辺地区も記されています。写真の道標には「右 江村」「左 北野 服部泰・・」とあり、建てられた黒田町の隣の地名が刻まれています。
また、「四日市」「たどミち」「くわな道」「こもの」「下うが原」など街道につながる離れた地名も見られます。このようなことから、県地区は各地を結ぶ交通の要衝だったことがうかがえます。
人々が道標を頼りに往来していた昔を想像しながら、県地区の道標を探してみませんか。
問合せ:文化課
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