- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県四日市市
- 広報紙名 : 広報よっかいち 6月上旬号NO.1670
基本計画(重点的横断戦略プランと分野別基本政策)のうち、令和6年度に見直しを行った主な事業を紹介します。
1.「子育て・教育安心都市」の実現に向けて
『子育てするなら四日市+(プラス)』
●こどもの居場所づくり
こどもたちが安心して過ごしたい場所で過ごすことができるよう、学習場所や体験活動、こども食堂など、さまざまなこどもの居場所を創出、支援していきます。
●多様なこどもに対する多様な学びの場の提供
さまざまな状況や背景により、学校に行けなかったり、教室に入りづらかったりするこどもたちがいます。こどもたちの多様な学びの場を確保するため、校内ふれあい教室、登校サポートセンター、オンラインを活用した支援の充実に努めていきます。
●先端技術に対応した教育現場のICT化
授業でタブレット端末などのICT機器を効果的に活用するため、教員のICT研修を充実させるなど、よりこどもたちの学びを深めていけるよう、取り組みを進めていきます。
●中学校の休日部活動の地域展開
少子化が進行する中で、将来にわたり生徒が文化・芸術活動やスポーツ活動に継続して親しむ環境を確保するため、地域などとともに中学生の文化・芸術活動やスポーツ活動の機会確保に努めていきます。
2-1.「産業・交流拠点都市」の実現に向けて
『リージョン・コアYOKKAICHI』
●「ニワミチ(※)よっかいち」中央通り再編を中心としたまちづくり
現在、本市の玄関口である中心市街地がどんどん変化しています。バスタ四日市や中央通り公園、新図書館等拠点施設や大学などの整備を進め、居心地が良く歩きたくなる魅力的なまちなかをつくります。
(※)緑にあふれ人々が自由に立ち寄り、気兼ねなく時を過ごせる“ニワ”と、歩行者中心に人々が自由に行き交い、出会いと交流ができる、歩きたくなるような“ミチ”にすることを掛け合わせています
●都市の発展と、企業誘致・道づくり
北勢バイパスの国道477号バイパスまでの開通や、東海環状自動車道の整備が進むなど、広域交通の利便性が高まっています。この利便性を活かし、新たな企業立地や再編に必要な土地利用を誘導し、企業誘致に取り組むとともに、防災機能の向上にも役立つ道の駅設置に取り組みます。
●農地や森林、里山の多面的機能の維持
農地や森林、里山が持つ環境保全や防災機能などの多面的機能を維持するため、森林環境譲与税を活用して手入れの行き届いていない森林の整備や、地域などが行う里山の保全活動を支援していきます。
●公共交通の維持、自動運転などの新技術活用
郊外部の商業施設や駅などから基幹的な公共交通に快適に乗り換えができる新たな交通結節点の整備や、交通空白地域における交通手段の確保に向けて、地区の特性に合う合理的な移動手段やデマンド交通、自動運転技術などの検討を進め、活用につなげます。