- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県桑名市
- 広報紙名 : 広報くわな 令和7年6月1日号
「する」も「見る」も楽しいスポーツは、その舞台の裏側で支える人たちがいます。
今回はそんな人たちにスポットを当て、私たちがスポーツを楽しむためにどんなことをしてくれているのか、探ってみました。
教えてくれたのは:
スポーツ推進委員 鈴木良和(よしかず)さん
◆幅広い年代で構成されるスポーツ推進委員会
誰でも参加できる「ニュースポーツ教室」や「ニュースポーツ大会」は、スポーツ推進委員会によって開催されています。構成メンバーは現在26人。20~70代まで、仕事や家事をやりながら参加している人ばかりです。
鈴木さんはスポーツ推進委員になって今年で8年目です。きっかけは「母と一緒に参加していたソフトバレー教室で声をかけられたこと」。鈴木さんにとって楽しく居心地のいい場所だったため、その運営を担うスポーツ推進委員も「体を動かすことは好きだし、やってもよいかな」と軽い気持ちで始めました。
◆「楽しむ」ことが重視されるニュースポーツスポーツ
推進委員が普及に努めるニュースポーツは、子どもから年配の人まで「だれもが、いつでも、どこでも、いつまでも、気軽に自由に楽しめる」スポーツ。ソフトバレーをはじめ、キンボール、タスポニー、ファミリーバドミントン、バウンドテニス、ボッチャ…とさまざまな競技がありますが、競技スポーツに比べてルールが簡単で、年齢や体力差に関係なく楽しめるという特徴があります。市内各地で開催されているニュースポーツ教室やニュースポーツ大会で、気軽に体験してみてください。
◆スポーツの楽しさを伝える喜びがある委員の活動
3月に行われた「ニュースポーツフェスティバル」では、初登場のモルックをはじめ、ストラクトアウト、ペタンク、グランドゴルフなど6競技を開催。スポーツ推進委員は事前準備も必要ですが、できる人ができることをするというスタンスなので、無理をする必要はありません。鈴木さんは「やってみるとおもしろさに気づく。教室やイベントでおもしろいと言ってもらえると自分もうれしい。幅広い年代の人と関わり合えることもよい経験になっています」と、スポーツ推進委員のやりがいについて話してくれました。
《活動内容》
○ニュースポーツ出前教室
イベントや学校など、ニュースポーツをやりたい人のところへ出向き、ルール説明やコート設営、審判などのお手伝いをします。出前教室の依頼があった時に、活動可能な人が対応します。
○ニュースポーツ教室の開催
市内各地で開催されているニュースポーツ教室の運営を担当。体育館のカギの管理や、初めての参加者にルールを教えるなど、自分も競技を楽しみながら委員の役割も担います。
○ニュースポーツ大会の開催
市民が気軽にニュースポーツを体験できる場として、さまざまなニュースポーツの大会を開催(令和7年度は5回予定)しています。大会までの事前準備や当日の大会運営などは、メンバー内で役割分担します。
スポーツ推進委員会に興味がある人は
問合せ:スポーツ振興課
(【電話】24-1251【メール】[email protected])
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問合せ:この記事については秘書広報課
【電話】24-1492【FAX】24-1119)