- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県桑名市
- 広報紙名 : 広報くわな 令和7年6月1日号
今月のテーマ:桑名駅西口
今月のテーマは「桑名駅西口」です。いよいよ6月21日に、桑名駅西ロータリーと西桑名西方線が開通します。
桑名駅西ロータリーの開通で最も大きく変わるのは、路線バスの乗り入れが始まることです。大山田団地など、桑名駅より西側にお住まいの人は、路線バスの一部が駅西口発着になります。これまでの桑名駅東口発着と比較すると、時間の短縮と乗り継ぎの円滑化が図られ、とても便利になると思います。
また、西桑名西方線の道路開通により、駅西口から桑名高校方面へ、一直線でつながります。幅員の広い道路になりますので、運転しやすく、歩行者や自転車の安全通行も期待できます。
さて、桑名のまちづくりの歴史をたどってみると、昭和40年代に桑名の将来都市構想が示されています。そこには(1)西部丘陵住宅開発(大山田ニュータウン)、(2)ニュータウンと桑名駅をつなぐ東西アクセス街路、(3)桑名駅東西周辺地区整備、と3つのプロジェクトがセットで示されており、当時、開発される大山田地区と桑名駅をつなげることがまちづくりの至上命題であり、将来の桑名の発展につながる“未来予想図”となっていたことがわかります。
今回、この駅西ロータリーの完成は、50年以上かかって、ようやく当時の都市構想の実現にたどり着いた、とも言えると思います。これまで長きにわたり関係いただいた皆様に心から感謝申し上げます。
とはいえ、まちづくりにゴールはありません。これからも桑名の持続的な発展をめざして、まちづくりを進めてまいりますので、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
「三重交通(株)の中川さんに、6/22以降の路線バスについて教えていただきました。」
※スマートフォンでAR動画のQRコード(本紙参照)を読み込んでから写真にかざしてください。