- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県鈴鹿市
- 広報紙名 : 広報すずか 2025年9月5日号(No.1683)
平成31年4月1日から全面施行された、「障がいの有無にかかわらず誰もが共に暮らしやすい三重県づくり条例」には、障がいの「社会モデル」の考え方が反映されています。
「社会モデル」とは、障がいのある人が日常生活などで受ける制限は、障がいによって生じるものではなく、社会のさまざまなバリア(社会的障壁)との相互作用によって生じるものであるという考え方です。例えば、車いす使用者が建物を利用しづらいと感じるのは、障がいが原因ではなく、段差や、エレベーターがないことといった建物などの状況(社会の側)に原因があると考えます。
また、令和3年4月には「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」の改正法が施行され、一定規模以上の公立小・中学校の新築や増築などをする際に、バリアフリー基準への適合が義務づけられました。
本市は、この法律改正前から、校舎の新築時にエレベーターを設置したり、既存施設にスロープを取り付けたりするなどして、バリアフリー化を進めてきました。2・3月に完成した河曲小学校屋内運動場や、白子中学校本館校舎には、車いす使用者用トイレなどを設置しています。
今後も、全ての児童生徒が生き生きと安心して学習や生活ができる学校施設の実現に向けて取り組んでいきます。
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