- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県尾鷲市
- 広報紙名 : 広報おわせ 令和7年5月号
本市では災害に対する住民の意識向上を図るとともに、行政をはじめとする防災関係機関の連携強化を目的とした、「尾鷲市関係機関合同災害対処訓練」を実施しています。
■備えが重要
地震はいつ起こるか分かりません。非常用持ち出し品を確かめ、飲料水・食料・緊急医療薬・生活必需品・防災用品を備えておくことが重要です。
災害はいつ、どこで起こるか予想がつきません。だからこそ、いざという時のための「備え」が何よりも大切です。
非常用持ち出し袋の準備や、家族との連絡手段の確認、避難場所の把握など、日頃からできることはたくさんあります。「今、大丈夫だから大丈夫」ではなく、「今のうちにできることをやっておく」ことが、自分や大切な人の命を守る第一歩になります。
この特集では、今日から始められる防災の備えと本市の防災についての取り組みを紹介します。あなたの「備え」、この機会に見直してみませんか?
《災害発生時の行動》
ー避難先を決めるー
災害に遭遇した時、慌てないように自宅だけでなく、会社で仕事中、街にいるときなど、よくいる場所の近くの避難場所と安全なルートを確認しておくことが重要です。避難所・避難場所の一覧については市ホームぺージから確認してください。
《非常用持ち出し品・備蓄品》
災害が発生した時は、電気やガス、水道などのライフラインが止まってしまう可能性があります。ライフラインが止まっても自力で生活できるよう、普段から飲料水や非常食などを備蓄しておくようにしましょう。
◇非常用持ち出し品・備蓄品
・スマートフォン(携帯電話)
・モバイルバッテリー
・懐中電灯
・電池式ラジオ
・常備薬
・非常食
・水
・携帯トイレ
・身分証明書
・お金(小銭含む)
・マスク
・体温計
・上履き(スリッパなど)など
詳細な情報は左のQRコード(本紙参照)から確認してください。
■本市の防災の取り組み
◇尾鷲市関係機関合同災害対処訓練
毎年6月下旬に消防や警察、自衛隊、その他関係機関と合同で実施しています。
内容は航空機による情報伝達訓練や消火訓練、救出・救助・救護訓練など、大規模災害が発生した場合を想定して訓練しています。
◇ちびっこ防災フェア
毎年5月のイダダキ市と同時に「ちびっこ防災フェア」を開催しています。防災意識の向上と啓発を目的とし、警察や自衛隊の車両展示、消火体験、ドローンの航空映像などが体験できます。
今年も5月3日(土)の午前9時から午後1時まで魚市場にて開催しますので、ぜひお越しください。
〔ちびっこ防災フェア開催〕
ーイタダキ市同時開催!ー
どなたでも参加できます
日時:5月3日(土・祝)午前9時~午後1時
場所:尾鷲魚市場
内容:地震体験/車両展示/写真撮影/初期消火体験/スタンプラリーなど
◇標高表示ラインの塗装
地域の皆さんの防災意識を高め、災害時に少しでも高い場所へ避難してもらうための取り組みとして、標高を分かりやすく表示する事業を実施しています。
標高ラインに沿って道路や縁石などにスプレーで塗装を行い、現在地のおおよその標高が一目で分かるようにしています。これにより住民の皆さんがより安全な方向へ避難しやすくなることを目的としてます。
◇尾鷲市総合防災訓練
毎年10月に自主防災会と協力して「自助」「共助」の意識向上を高めることを目的に実施しています。実施日の朝に緊急地震速報を放送した後、避難訓練や放水訓練、AED講習などを実施しています。
また、訓練後は各自主防災会の倉庫にて備蓄品の点検を行っています。
お問い合わせ:防災危機管理課
【電話】23-8118