- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県亀山市
- 広報紙名 : 広報かめやま 2025年11月1日号
亀山市消防本部では、消防サービスの高度化や消防力の強化を図るため、津市、鈴鹿市と共同で3市すべての119番通報の受付や出動指令の発出などの指令業務を行う三重中央消防指令センター(津市)の整備を進めています。12月3日から試験運用を行ったのち、令和8年4月1日から運用を開始する予定です。
三重中央消防指令センターが3市すべての119番通報を受けることで、災害情報を一元管理できるようになるため、行政界付近で発生した災害に対し、管轄する消防署等の部隊が他の災害に出動している場合、隣接する他市の消防署等から部隊を応援出動させることが可能になり、消防力の向上が期待できます。
※試験運用に伴い、消防サイレンを撤去するため、亀山地区で点検等のために正午に鳴らしていたサイレンが鳴らなくなります。
【現在の119番通報から出動までの流れ】
※詳細は、本紙P.14をご覧ください。
【12月3日以降の119番通報から出動までの流れ】
※詳細は、本紙P.14をご覧ください。
※消防車、救急車は、従来どおり亀山消防署、関分署、北東分署から出動しますので、到着が遅くなることはありません。
■三重中央消防指令センターの運用にあたり導入するシステム
◇NET119緊急通報システム
音声による119番通報が困難な聴覚・言語機能障がい者が、スマートフォンや携帯電話を利用して消防本部に通報できるシステムです。利用者は、事前に登録した住所や通報したい情報を入力し、GPS機能で位置情報を送信します。通報後、消防本部とのチャットで詳細な状況を確認することができます。
※利用対象者には、お知らせの通知を送ります。
◇Live119映像通報システム
119番等の緊急通報時における音声・映像情報を、通報現場と消防指令センター間で迅速かつスムーズに共有するための映像通報システムです。
119番通報を受けた消防職員が必要と判断した場合、通報者の電話番号にURLが記載されたSMS(ショートメッセージ)を送付し、ビデオ通話の開始を依頼します。スマートフォンのカメラ機能を利用し、通報者の撮影ビデオ映像を使用した通話を行います。
※事前にアプリのダウンロード等は不要です。
◇電話通訳センターを介した三者間同時通訳
日本語が話せない外国人からの緊急通報があれば、電話通訳センター(三者間の同時通話)を介して、24時間365日、主要な言語で対応します。
問合先:情報指令課 情報指令第1グループ
【電話】82-0244
