- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県鳥羽市
- 広報紙名 : 広報とば 令和7年2月1日号
■キーワード
#生活困窮者支援プラットフォーム
#第5回さくらパントリー
地域・子ども食堂は、まだまだ「子どもたちのための居場所」というイメージが強いですが、実際には子どもから大人までの誰もが安心して過ごせる「地域の居場所」として、まちのなかで重要な役割を果たしています。最近では物価高騰やさまざまな社会的(経済的)背景により、「食」だけではなく、「体験格差」という「見えにくい課題(困窮)」も問題になってきています。このため、生活困窮という言葉をキーワードに対象を限定するのではなく、誰もが安心して自由に過ごせる居場所・機会づくりの価値が高まっています。実際に、地域・子ども食堂には、温かい食事や立場や世代を超えた交流があり、まちのなかで多様なつながりを生んでいます。しかし、これらの運営には「活動費」や「支援方法」という悩みや課題がつきものです。
そこで、鳥羽市では「生活困窮者支援プラットフォーム」という場が整備されています。その場では、地域・子ども食堂などの運営団体や法人が集まり、情報交換や協力体制の構築が進められています。また、その一環として「鳥羽市生活困窮者支援活動団体助成事業」が実施されており、活動費を支援する後押しも行われています。これらの取り組みにより、令和4年から毎年さまざまな居場所が各地で生まれています。そのなかの一つとして、今年も3月に5回目となる「さくらパントリー」が開催される予定です。ぜひ、足を運んでみてください。
問合せ:健康福祉課長寿介護係(生活支援コーディネーター 杉浦徹)
【電話】25-1186