その他 ON AIR いなべエフエム放送中(3)

■〈いなべエフエム番組紹介〉おうち子育てを応援!
毎月第1、第3金曜日13:15頃~
〈再放送〉
土曜日9:45~
日曜日10:45~
〈過去の放送回〉
※順次追加していく予定です

▼幸せな子育てのために
〇第1金曜日担当 健康こども部保育士 栗山順子
私は、定期的に市内の子育て支援センターでお母さんから、「離乳食をごっくんできない」「うつ伏せを嫌がる」といったリアルな悩みを聞いています。その悩みに答えるために、専門書などから、脳科学や心理学で明らかになってきた育ちのプロセスや、行動の意味を作業療法士さんなどに確認して根拠を固め、約8分の原稿を作っています。
滑り台を何度も登る、何でも口に入れてなめる、何でもポイポイ投げる―そんな行動が脳や体の発達を促すために今必要なことだと説明し、赤ちゃんの発達要求を満足させつつ、お母さんが困らない遊び方を提案しています。行動の理由がわかれば、「なんでこんなことばっかりするんだろう?」という不安が、「そういうことなのね。今まさに次の発達に向かって頑張っているんだ!」と、愛しく思えて赤ちゃんの応援者になれます。
放送するテーマは、季節に応じたものもあります。夏前になると「おむつをどうやって取るんだろう」と心配される方が増えます。そういった悩みにもタイムリーにお応えしたいと思っています。
子育て世帯だけでなく、子どもに関わる皆さんに聞いてもらえればうれしいです。

▼みんなで子育て
保育士になって半世紀、子育て支援センターや保育園づくりに携わる中で痛感したのは「子どもは地域で育て合うもの」ということ。元々、ヒトは共同養育をするように遺伝子に組み込まれているのです。
いなべ市には各町に子育て支援センターがあり、地域の子育て応援団さんが見守ってくださいます。ここで困りごとを出し合えば、保育士も先輩ママも温かく手を差し伸べてくれます。子育て支援センターに足を運び、地域の温かさに触れることで、パパやママが心豊かにお子さんと向き合えることと思います。

《皆さまからのお便り募集中!》
応募フォームから投稿、またはSNS「X」で「#先生きいて」を添えて投稿ください