- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県いなべ市
- 広報紙名 : いなべ市情報誌 Link 2025年10月号(vol.263)
■こども食堂を支える
こども食堂を始めようと考えている人への補助制度や、だれでもこども食堂を応援する方法があります。
◇いなべ市こども食堂応援補助金
子どもの居場所や地域交流拠点となるこども食堂の維持や発展に出資することを目的とする補助金です。こども食堂を運営または新たに開設する団体に、予算の範囲内で事業の実施に必要な経費の全部または一部を補助します。
開設補助金:最大50万円
運営補助金:最大20万円
〇こんな費用に使えます
・消耗品費(食材、食器、調理器具、家電、家具、書籍、遊具、レクリエーション用品、事務用品など)
・広告チラシなどの印刷費
・役務費(郵送料、光熱水費など)
・会場使用料などの賃借料
・修繕費
・人件費
▽実現への一歩に
interview 小川時生さん
北勢町麻生田で、改装した自宅の倉庫を使ってこども食堂を始めようと思っています。地域の祭りやイベントが最近減ってきていて、人が集う機会も減っていると感じています。食堂を開催することで、地域の子どもや大人たちがざっくばらんに集まって交流しながら、楽しい時を過ごせる機会になればうれしく思います。
補助金で、こども食堂用の食材や食器、イベントを開催した時の景品を購入しようと考えています。補助金のおかげで、こども食堂の実現に一歩近づくことができるので、とてもありがたいですね。
▽市はこども食堂を応援します
いなべ市では、子育て世帯と地域とのつながりを作る場として、こども食堂の活動を応援しています。現在、市の補助金を活用していただいている団体は、市内に6団体あります。今後、活動が市内全域に広がり、子どもたちや保護者の皆さんにとって、心安らぐ場所が増えていけばと願っています。
こども政策課 伊藤祐輔
◇あなたもこども食堂を応援できる!クラウドファンディング型ふるさと納税
自治体が事業起案者となるクラウドファンディング型ふるさと納税は、地域が抱える課題や新しい取り組みに対して直接支援することができる制度です。
クラウドファンディング型ふるさと納税であなたの地域のこども食堂を応援してみませんか。集まった寄付金は、いなべ市こども食堂応援補助金を活用している団体の活動支援に役立てられます。
また、この制度はふるさと納税を活用するため、寄付後に所得税の還付や個人住民税の控除が受けられます。
〇10月から開始!
寄付はこちらから さとふるホームページ(本紙7ページにQRコードを掲載しています)
〈こども食堂一覧(いなべ市こども食堂応援補助金活用中)〉
〇しらゆり食堂
日程:偶数月の第2土曜日
場所:員弁老人福祉センター(員弁町笠田新田111)
【電話】41-2945(社協)
〇いなべ地域食堂
日程:毎月第4土曜日
場所:員弁老人福祉センター(員弁町笠田新田111)
【電話】090-6580-9048(位田)
〇楽しみの会
日程:偶数月の第1日曜日
場所:高柳コミュニティセンター(大安町高柳995)
【電話】090-7954-9148(小林)
〇地域食堂いしぐれ
日程:毎月第3日曜日
場所:大安武道館西側(旧学童石榑)(大安町石榑南335)
メールアドレス【E-mail】[email protected]
〇地域食堂かたひ
日程:奇数月に1回開催
場所:片樋会館(大安町片樋1018-10)
【電話】090-3553-8291(伊藤)
〇かさまっこ食堂
日程:偶数月に1回開催
場所:南金井集落センター(大安町南金井2256)
【電話】090-9124-4169(岡本)
▽活用してほしい食材や備品はありませんか?
各団体では、食材や備品などの寄付を受け入れています。こども食堂は、個人や企業からの寄付でも支えられています。
こども食堂は、運営者だけでなく、食材や備品の提供者や企業など、さまざまな人の想いが詰まっています。あなたも地域のこども食堂を一緒に応援してみませんか?
問合せ:こども政策課
【電話】86-7821
