- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県伊賀市
- 広報紙名 : 広報いが 2025年9月号
■救急医療の適正利用のお願い
救急医療は緊急事態に備え、限られた医療スタッフで診療を行っています。緊急度の高い傷病者が医療を受けるためにも、救急車や救急医療の適正利用にご協力をお願いします。
■(電話相談)救急車を呼ぶかどうか迷ったとき
○伊賀市救急・健康相談ダイヤル24
【電話】0120-4199-22(24時間年中無休)
病気やけがなどで救急車を呼ぶか迷っているときの相談をはじめ、心と体のさまざまな相談に応じます。
※ポルトガル語・ベトナム語・英語による相談も可能です。
医師にかかる前の相談:受診の目安、受診科目の選択、希望地域などの情報
健康に関する相談:栄養、禁煙・禁酒、健康診断、予防接種、薬のこと、緊急時の応急処置、不眠・ストレスなど
○医療ネットみえ(救急医療情報センター)
【電話】059-229-1199(24時間年中無休)
救急車を呼ぶほどではないが、けがや急病でどうしてもすぐに診察を受けたい場合に、受診可能な医療機関を案内しています。
※案内を受けた医療機関には必ず電話をしてから受診してください。
※コールセンターに電話がつながりにくい場合は、「医療ネットみえ」のホームページをご利用ください。
○みえ子ども医療ダイヤル
【電話】♯8000(月~土曜日…午後7時~翌朝8時、日曜日・祝日…午前8時〜翌朝8時)
こどもの急な病気や事故、薬に関することについて、医療関係の専門相談員が電話で相談に応じます。(18歳未満のこどもとその家族が対象)
※ダイヤル式、ひかり電話、IP電話などでつながらない場合は【電話】059-232-9955へかけてください。
■(一次救急)休日、夜間に具合が悪くなったとき
◇伊賀市応急診療所
応急診療所は、休日や夜間に急な病気やけがをしたときの応急的な処置をする一次救急医療機関として市が開設しています。何日も前から同じ症状が出ている場合は、通常の診療時間内に、かかりつけなどの医療機関を受診するようにしてください。救急車を呼ぶほどではないが、翌日や休日明けまで様子を見ていることが心配な場合など、応急的な診療を受けたい時にご利用ください。
診療科目:一般診療・小児科
診療時間:
・月~土曜日…午後8時~11時
・日曜日・祝日…午前9時~正午・午後2時~5時・午後8時~11時
※受付は診療終了時刻の30分前まで
問合せ:伊賀市応急診療所
上之庄1700-1【電話】22-9990
■(二次救急)こんなときにはすぐに119番!!
◆救急車を上手に使いましょう
救急車や救急医療は限りある資源です。救える命を救うため、適正利用にご協力をお願いします。救急車を呼ぶか迷ったときは、下記を参考にしてください。
◇小児
頭:
・頭を痛がって、けいれんがある
・頭を強くぶつけて出血が止まらない、意識がない
顔:
・くちびるの色が紫色
・顔色が明らかに悪い
胸:
・激しい咳やゼーゼーして呼吸が苦しそう
・呼吸が弱い
おなか:
・激しい下痢や嘔吐(おうと)で水分が取れず食欲がなく意識がはっきりしない
・激しいおなかの痛みで苦しがる
・嘔吐が止まらない
手足:手足が硬直している
やけど
全身のじんましん
◇大人
頭:
・突然の激しい頭痛
・急にふらつく
顔:
・顔半分が動きにくい、またはしびれる
・ろれつがまわりにくく、うまく話せない
・視界が狭くなる
手足:
・突然のしびれ
・突然、片方の腕や足に力が入らなくなる
おなか:
・激しい腹痛が持続する
・吐血・血便
胸や背中:
・急な息切れ、呼吸困難
・胸が締め付けられる、または圧迫されるような痛みが2~3分続く
・痛む場所が移動する
強い吐き気
出血を伴うけが、広範囲のやけど
◇小児・大人共通
意識の障害
けいれん
のどがつまった
事故
■10月1日開始 マイナ救急の実証事業
◇マイナ救急とは
救急車を必要とする傷病者本人の同意を基本として、マイナ保険証(マイナンバーカードの健康保険証利用)を活用して、過去の受診歴や薬剤情報などを把握し、円滑に医療機関へ搬送するための取り組みです。
◇マイナ保険証を活用するメリット
・あなたの病歴
・お薬の処方歴
・病院の受診歴
↓
・傷病者の説明負担が軽減されます
・より適切な処置が受けられます
詳しくは特設サイトをご覧ください
傷病者が情報閲覧に同意する→マイナ保険証を読み取る→隊員が医療情報を閲覧する→適切な処置や医療機関の選定につながる
もしもの時に備えて、マイナンバーカードの携行をお願いします。
問合せ:
・伊賀消防署管理課【電話】24-9120【FAX】24-3544
・医療福祉政策課【電話】22-9705【FAX】22-9673