- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県伊賀市
- 広報紙名 : 広報いが 2025年10月号
■くらしに安心感とワクワクを
公共交通と聞くと、「乗り換えが不便」「時間がかかる」「複雑でわかりにくい」などのイメージを持つ人もいるかもしれません。市が毎年実施する伊賀市まちづくりアンケートでも、公共交通に関する項目は、満足度・参画度ともに低い評価となっています。
地方では、人口減少や車社会の進展によって公共交通の利用者が減少し、路線バスやローカル線の減便・廃止が深刻化しています。市では毎年10月から12月までの3カ月間を「公共交通機関利用促進期間」とし、市内公共交通の活性化と維持・存続のための取り組みを重点的に実施しています。この期間には、市民の皆さんに公共交通を身近に感じてもらい、利便性や必要性を再認識してもらえる機会にしたいと考えています。
公共交通は単に人を運ぶだけではなく、社会にとって重要な役割を担っていて、特に高齢者や学生、車の運転ができない人にとって、なくてはならない移動手段です。「今日だけでも、公共交通で出かけてみよう」―そんな小さな一歩が、誰もが安心して暮らせるまちを維持していくための大きな原動力になります。
問合せ:公共交通課
【電話】22-9663【FAX】22-9694
