- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県朝日町
- 広報紙名 : 広報あさひ NO.719(令和7年2月号)
町では皆様に安心してお薬を使用してもらうために、令和4年度から四日市薬剤師会と協力しながらお薬に関する様々な情報をお伝えしています。
今回は目薬についてお伝えします。
■正しい目薬の使い方
花粉が飛び始める時期となり、目薬を使用する方も多くなるのではないでしょうか。普段から目薬を使用されている方も正しい目薬の使い方をご存知ですか?
意外と知られていない正しい目薬の使い方や保管方法についてお伝えしたいと思います。
◇基本の使い方
まず手を洗う
↓
下まぶたを軽く下に引いた所に点眼する
↓
目頭を軽く押さえて薬液が鼻や口へ流れるのを防ぐ
◇正しい保管方法
ほとんどの目薬は室温での保管で問題ありませんが、直射日光が当たらない場所で保管しましょう。目薬の容器に書かれている使用期限は未開封の状態での期限です。開封済みの目薬は、開封から1か月経過したら廃棄しましょう。開封して空気に触れてから1か月以上経過したものは雑菌が繁殖しやすくなっているためです。
◇間違った使い方
・容器の先が眼に触れている
→ 点眼薬の中にばい菌が混入する恐れがあります。
・一度に何滴も点眼している
→ 目からあふれるだけで、何滴さしても効果は変わりません。
・点眼後に目をパチパチする
→ まばたきをするとお薬が目から流れ出てしまいます。
・目の周りに落ちた点眼液を目に流し込んでいる
→ 目の周りの汚れなども目の中に入ってしまいます。
・複数の目薬を点眼する時 時間を空けず立て続けに点眼している
→ 複数の目薬を立て続けにさすと先にさした目薬が流れてしまいます。目薬の間隔は5分程空けましょう。